1. Home
  2. 社会・教養
  3. 知識ゼロからの食べる庭づくり
  4. サラダに欠かせないレタス

知識ゼロからの食べる庭づくり

2016.09.27 公開 ツイート

サラダに欠かせないレタス 桐原春子

「眺めて美しく、食べておいしい庭」は、いまやもっとも贅沢な癒しの空間かもしれません。夏の暑さが過ぎ、屋外での作業もしやすくなったいまこそ、ご家庭でおいしく安全な野菜を育ててみてはいかがでしょう。ハーブ研究家の桐原春子さんの著書『知識ゼロからの食べる庭づくり』には、一般家庭でもできる、美しくおいしい庭づくりのノウハウが満載。その中から、この時期に育てられる野菜を全6回にわたってご紹介します。第4回の今回は、サラダに不可欠なレタスの育て方です。

レタス 

 若草色が鮮やかなもの、赤い色のもの、葉が縮れているものなどたくさんの種類があります。色の違いを生かして畑に模様をデザインすることができるすぐれものです。

 我が家では秋に苗を植えつけます。アオムシなどの被害がないからです。周りからかき取り利用し、冬から春まで重宝します。春になるとトウ立ちしますが、その様子がエッフェル塔のようできれいです。鉢植えにしてサラダバスケットのようにして育てても、長期間良い感じです。

 地植えの場合は、苦土石灰と完熟堆肥を十分に施し、元肥を施してから浅植えにします。追肥は半月ごとに与えます。連作は嫌います。

いろいろな種類のレタスを混植すると、それぞれの色と形がお互いを引き立て合い、より魅力的になる。葉は外側からかき取り収穫。

 

レシピ紹介*レタス巻き

 ●材料(2人分)
 ジャガイモ…1個
 ニンジン…1/3本
 キュウリ…1本
 市販の中華ドレッシング
 レタスの葉…4枚
 

 ●作り方

 1、ジャガイモ、ニンジンはせん切りにし、湯通しする。

 2、キュウリは4~5cm長さの細切りにする。

 3、12を中華ドレッシングに漬けておく。

 4、レタスはサッとゆでて広げ、3をのせて巻き、食べやすい大きさに切る。

 

 次回は、ホウレンソウの育て方をご紹介します。更新は10月1日(土)です。お楽しみに。

 

桐原春子『知識ゼロからの食べる庭づくり 野菜、果物、ハーブたっぷり』

野菜をきれいに、おいしく育てる。土作り、肥料、害虫駆除など基本を伝授。庭からの収穫で作る絶品レシピ付き。

{ この記事をシェアする }

知識ゼロからの食べる庭づくり

 「眺めて美しく、食べておいしい庭」は、いまやもっとも贅沢な癒しの空間かもしれません。夏の暑さが過ぎ、屋外での作業もしやすくなったいまこそ、ご家庭でおいしく安全な野菜を育ててみてはいかがでしょう。ハーブ研究家の桐原春子さんの著書『知識ゼロからの食べる庭づくり』には、一般家庭でもできる、美しくおいしい庭づくりのノウハウが満載。その中から、この時期に育てられる野菜を全6回にわたってご紹介します。

バックナンバー

桐原春子

 長野県生まれ。英国ハーブソサイエティー終身会員。年に数度の海外渡航により、ハーブの歴史、育て方、料理への利用法など多方面からハーブの研究を続けている。自宅の庭で様々な植物を育て、実践的な家庭の庭造りを提唱している。著者は『花とハーブのガーデン作りBOOK』(主婦の友社)、『とっておきの英国庭園』(千早書房)、『心と体にやさしい四季のハーブ』(岩波書店)など多数。

この記事を読んだ人へのおすすめ

幻冬舎plusでできること

  • 日々更新する多彩な連載が読める!

    日々更新する
    多彩な連載が読める!

  • 専用アプリなしで電子書籍が読める!

    専用アプリなしで
    電子書籍が読める!

  • おトクなポイントが貯まる・使える!

    おトクなポイントが
    貯まる・使える!

  • 会員限定イベントに参加できる!

    会員限定イベントに
    参加できる!

  • プレゼント抽選に応募できる!

    プレゼント抽選に
    応募できる!

無料!
会員登録はこちらから
無料会員特典について詳しくはこちら
PAGETOP