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わたしが挫折したときのこと

2015.12.20 公開 ポスト

第3回 作家 山口恵以子

(前編)
初めて書けなくなった更年期鬱山口恵以子

学生時代から漫画家を志すも断念。就職した会社が倒産し、派遣として働きながら脚本家を目指すも、これも叶わず。「食堂のおばちゃん」をしながら書いた小説『月下上海』が松本清張賞を受賞したのは山口さんが55歳の時のこと。まさに「人生いろいろ」な山口さん、きっと様々な挫折を経験してきたはず。そしてそこから立ち上がるためのテクニックもたくさんご存知に違いない! 最近ではテレビでの豪快な発言でも注目を集める山口さんが語る、人生を諦めずに強く生きるためのヒントとは?
(構成:日野淳 撮影:菊岡俊子)


死んでもいいと思った更年期鬱

——山口さんが挫折という言葉でまず思い出すのはどんなことですか。

山口 更年期鬱のことですね。デビュー作『邪剣始末』が全然売れなくて、次を頑張ろうという矢先にいきなり更年期鬱になってしまって。突然、何にも書けなくなってしまった。書けないことなんてそれまで一度もなくて、どうしよう? となっちゃって。アイディアが出て来ないし、無理矢理捻り出しても物語がまったく転がってくれなかったんです。

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山口恵以子

1958年、東京都江戸川区生まれ。早稲田大学文学部卒。松竹シナリオ研究所で学び、2時間ドラマのプロットを多数作成。その後、丸の内新聞事業協同組合の社員食堂に勤務し、ヘルシーでおいしいメニューを考案・調理しながら、小説の執筆に取り組む。2007年『邪剣始末』で作家デビュー。2013年、『月下上海』で第20回松本清張賞を受賞。他の作品に『あなたも眠れない』『小町殺し』『恋形見』『あしたの朝子』『食堂のおばちゃん』などがある。

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