本読みのアルパカ内田さんと、幻冬舎作品を誰より愛する営業部のコグマ部長。
2人が、幻冬舎の新刊の中からお気に入りを選んで、おススメしあう、本コーナー!
今月のコグマ部長のおすすめはこちら。
(あわせて、アルパカさんがコグマさんにおススメした作品についても、お楽しみください)
【幻冬舎営業部 コグマ部長から、
アルパカ内田さんへオススメ返し】
横関大『黒鳥』
一方こちらは、全編を通してまるでモノトーンの世界が広がるミステリ小説。
22年前、瀬戸内海のとある島が舞台。頭もよくなく周囲から白ブタとさげすまれる遥奈と、学級委員にも選ばれた秀才の実沙子。対照的な2人だが、遥奈が密かに書いていた「シンデレラ日記」と題されたノートを実沙子が拾ったことから、互いに意識する存在となる。上昇志向が強い遥奈の夢は「ファーストレディー」。いつか日本を裏から操る存在になりたいと真剣に考えていた。
そんな遥奈だったが、卒業を前に忽然と遠方へ引っ越してしまう。実は遥奈には、担任教師を巧みにそそのかして、ある男を殺させたという秘密があった。
そして6年後、とある学園祭で実沙子の前に現れたのは、多少はかつての面影が残っているものの、整形で美しくなった遥奈だった。これを機にまた2人の人生が交錯していくのだが、遥奈は果たしてシンデレラになれたのか……。
瀬戸内海の小島を飛び出した少女がその後たどった恐るべき半生を、数々の証言で浮き彫りにしていくという手法で描かれている本作。
一体、少女に何があったのか──。その全貌が分かった時に知る「黒鳥」というタイトルの意味とは?
この読後感は、他の作品では絶対に味わえません! 覚悟してお読みください。
アルパカ通信 幻冬舎部

元カリスマ書店員で、POP職人でもある、ブックジャーナリストのアルパカ内田さんが、幻冬舎の新刊の中から、「ぜひ売りたい!」作品をピックアップ。
書評とともに、自作の手描きPOPも公開。
幻冬舎営業部のコグマ部長からの「オススメ返し」もお楽しみください!
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