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彼方からの手紙

2026.03.28 公開 ポスト

知能高き好奇心な生物よ清水ミチコ/光浦靖子

ああ、あのイルカの件ですか。つーか、水の中ってそんなに聞こえるんですね。私的にはスノーケルを咥えた状態で「くうぇ、くうぇ、くうぇ(イルカさんたち、こっちに来てちょうだい)」と、独り言を、祈りを呟いていただけなんですがね。

「野生のイルカと泳げる」こんな素敵な文言に誘われて参加したツアーですよね。確か1月で、曇り空でしたよね。いくらハワイとはいえ、天気の悪い1月の海水は冷たく、冷え性の私の唇はすぐに紫色に、水中でも上がった後でもずっとガタガタしておりました。ガイドに「水、冷たいね」と言うと、「は? 何いってんの? あったかいでしょ」とまともに受け取ってもらえなかったのを覚えています。

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清水ミチコ『カニカマ人生論』

すぐに「気負け」して泣いてしまう少女の頃の笑えて切ない思い出。永六輔さん、タモリさんはじめたくさんの大切な人たちとの巡り逢い。自分の弱さやセコさにぶち当たりながらも、日常の些細な面白みを慈しみつつ、「若い頃よりクヨクヨしなくなった」と思えるようになるまでの様々な出来事。武道館を沸かせる国民の叔母(自称)の、自伝エッセイ。

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彼方からの手紙

清水ミチコさんと光浦靖子さんが月1回手紙を送りあうリレーエッセイ

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清水ミチコ

岐阜県高山市出身。1986年渋谷ジァンジァンにて初ライブ。1987年『笑っていいとも!』レギュラーとして全国区デビュー、同年12月発売『幸せの骨頂』でCDデビュー。以後、独特のモノマネと上質な音楽パロディで注目され、テレビ、ラジオ、映画、エッセイ、CD制作等、幅広い分野で活躍中。著書に『主婦と演芸』『「芸」と「能」』(共に幻冬舎)、『顔マネ辞典』(宝島社)、CDに『趣味の演芸』(ソニーミュージック)、DVDに『私という他人』(ソニーミュージック)などがある。

光浦靖子

1971年生まれ。愛知県出身。幼なじみの大久保佳代子と「オアシズ」を結成。テレビやラジオで活躍する一方、手芸作家、文筆家としても活動。著書に『ようやくカレッジに行きまして』『ようやくカナダに行きまして』『50歳になりまして』『お前より私のほうが繊細だぞ!』『傷なめクラブ』など多数。2021年8月よりカナダに留学。現在は、就労ビザを取得し、カナダで生活を続けている。(写真:山崎智世)

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