生き方
嫌な思いをしたら、脳内で友人たちに呼びかける。
誰か聞いてくれ~! 意地悪されちゃったよ~! SOSだよ~!
不思議なことに、嫌な思いをする日というのはあらかじめ直後に友達との予定が入っているもので、私は来るべきパーティーに向け、不快感を調理。食べやすい大きさに切り分け、小匙いっぱいのユーモアを振りかけておく。居酒屋で、公園で、誰かの家で、この手土産を振る舞うと、友人たちは顔を顰め「いるんだよそういう奴」と言う。選手交代。友人が振る舞ってくれる手土産こととっておきの愚痴は、驚くほど私の経験と似ていて、結局どこにいても同じだねと笑い合う。

相手にとって都合よく「大人」にされたり「子供」にされたりする、平成生まれでビミョーなお年頃のリアルを描くエッセイ。「ゆとり世代扱いづらい」って思っている年上世代も、「おばさん何言ってんの?」って世代も、刮目して読んでくれ!
※「キリ番」とは「キリのいい番号」のこと。ホームページの訪問者数をカウントする数が「1000」や「2222」など、キリのいい数字になった人はなにかコメントをするなどリアクションをしなければならないことが多かった(ex.「キリ番踏み逃げ禁止」)。いにしえのインターネット儀式が2000年くらいにはあったのである。

日々更新する
多彩な連載が読める!
専用アプリなしで
電子書籍が読める!

おトクなポイントが
貯まる・使える!

会員限定イベントに
参加できる!

プレゼント抽選に
応募できる!