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濃かれ薄かれ、みんな生えてんだよなぁ……

2014.11.01 更新 ツイート

データを調べられない一絵描きが勝手にほざく「これからの日本」(feat.木村奈緒)
〈その5〉会田誠

議題2・新国立競技場

 では次の議題として「2020年に開催が決まった東京オリンピックのメイン会場をどうするのか」という問題をちょっと取り上げたいと思います。

 僕にとってこの問題はそもそもツイッターが始まりでした。もう半年以上前のことですが、僕のツイッターの画面(タイムライン)に「新国立競技場問題」や「ザハ案」といったキーワードがちらほら現れるようになりました。それによって「何かいろいろと揉めている」ことが分かりました。それまでオリンピックにも建築にもさほど興味のない人間だったので、オリンピックが東京に来ることが決まってから、どのような建造物を新たに作るプランが出ているのか、特に注意を払ってきませんでした。正直言ってこの問題を考える者として、僕は完全にニワカであります。

 では「何かいろいろと揉めている」の具体的な内容に関して、僕のデータ係・木村さんに簡潔かつ公平に纏(まと)めてもらいましょう。今回はデータの列挙というより「池上彰風」に、事の顛末を分かりやすく纏めてもらおうと思います。 

*  *  *

 木村です。「池上彰風」になるかどうかは分かりませんが、とりあえず書いてみます。

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濃かれ薄かれ、みんな生えてんだよなぁ……

「とにかく信じられないくらい文章がうまい。ほれぼれしちゃう」とよしもとばななさんも絶賛。アーティストの日常からアートの最前線まで、第8回坂口安吾賞受賞、天才の頭の中身をエッセイで!

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会田誠 美術家

1965年新潟県生まれ。1991年東京藝術大学大学院美術研究科修了。 絵画、写真、映像、立体、パフォーマンス、インスタレーション、小説、漫画など表現領域は国内外多岐にわたる。
小説「青春と変態」(ABC出版、1996年/筑摩書房、2013年)、漫画「ミュータント花子」(ABC出版、1999年/ミヅマアートギャラリー、2012年)、エッセイ集「カリコリせんとや生まれけむ」(幻冬舎、2010年)、「美しすぎる少女の乳房はなぜ大理石でできていないのか」(幻冬舎、2012年)など著作多数。
自身の制作を追ったドキュメンタリー映画に「≒会田誠~無気力大陸」(B.B.B. Inc.、2003年公開)、「駄作の中にだけ俺がいる」(Z-factory、2012年公開)がある。 近年の主な個展に「天才でごめんなさい」(森美術館、東京、2012-13年)、「考えない人」(ブルターニュ公爵城、ナント、フランス、14年)、「世界遺産への道!!~会いにいけるアーティストAMK48歳」(鹿児島県霧島アートの森、14年)、「ま、Still Aliveってこーゆーこと」(新潟県立近代美術館、15年)、「はかないことを夢もうではないか、そうして、事物のうつくしい愚かしさについて思いめぐらそうではないか。」(ミヅマアートギャラリー、東京、16年)など。
<プロフィール写真>千葉九十九里にて 撮影:松蔭浩之

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