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  4. #4 地方における放送作家の役割

放送作家の生息分布図を日本全国で観てみると……殆どの都道府県に存在しない職業だ。テレビ局や、ラジオ局、YouTube制作会社、広告代理店等が集まる東京にはもちろんあるが、私が育った滋賀(生まれは京都)には“放送作家”という職業は存在しない。

数年前、滋賀で仕事がしたいと奮い立ち、“びわ湖放送”のホームページに企画案を考えて送りつけたことがある。しかし、地方局にはそもそも”放送作家”という概念が無く、ディレクターが作家を兼務していることが多いという。地方局で働く知り合いのアナウンサーが、自ら構成を作っていると言っていて度肝を抜かれたこともあった。

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放送作家・澤井直人の「今日も書く。」

バラエティ番組を中心に“第7世代放送作家”として活躍する澤井直人氏が、作家の日常のリアルな裏側を綴ります。

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澤井直人 放送作家

1990年生まれ。放送作家。

NSC35期出身。同期には、ゆりやんレトリィバァ、ガンバレルーヤ、からし蓮根、かが屋加賀などがいる。養成所を卒業後、放送作家を目指し、上京。企画書を年間500本作成し、日本テレビ、フジテレビ、テレビ東京などで活躍の幅を広げてきた。最近では、エッセイ、小説など書く仕事にも挑戦中。主な担当番組に『ザ・細かすぎて伝わらないモノマネ(フジテレビ)』、『タクシー運転手さん一番うまい店に連れてって!(テレビ東京)』、『ダウンタウン vs Z世代 ヤバイ昭和 あり?なし?(日本テレビ)』、『NEOべしゃり博(フジテレビ)、『地球風呂』(テレビ東京)などを担当。

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