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放送作家の生息分布図を日本全国で観てみると……殆どの都道府県に存在しない職業だ。テレビ局や、ラジオ局、YouTube制作会社、広告代理店等が集まる東京にはもちろんあるが、私が育った滋賀(生まれは京都)には“放送作家”という職業は存在しない。
数年前、滋賀で仕事がしたいと奮い立ち、“びわ湖放送”のホームページに企画案を考えて送りつけたことがある。しかし、地方局にはそもそも”放送作家”という概念が無く、ディレクターが作家を兼務していることが多いという。地方局で働く知り合いのアナウンサーが、自ら構成を作っていると言っていて度肝を抜かれたこともあった。
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放送作家・澤井直人の「今日も書く。」
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バラエティ番組を中心に“第7世代放送作家”として活躍する澤井直人氏が、作家の日常のリアルな裏側を綴ります。