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山野海の渡世日記

2022.06.25 公開 ツイート

第14回

祖母光子との二人暮らし 山野海

前回の話から二年後。
私が中学一年になったばかりの頃でした。

祖母光子の経営していた小料理屋がいよいよダメになり、長く住んでいた新橋の店を売ることになりました。

東京で3人で暮らすとお金がかかるからと、母教子は東京に残って昼夜働き、私と祖母は、かつて私が住んでいた茨城県牛久町に引っ越すことになりました。

そう。私の育ての母久子が住んでいる懐かしの牛久です。

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山野海の渡世日記

4歳(1969年)から子役としてデビュー後、バイプレーヤーとして生き延びてきた山野海。70年代からの熱き舞台カルチャーを幼心にも全身で受けてきた軌跡と、現在とを綴る。

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山野海 女優、劇作家、脚本家

1965年生まれ。東京新橋で生まれ育ち、映画女優の祖母の勧めで児童劇団に入り、4歳から子役として活動。19歳で小劇場の世界へ。1999年、劇団ふくふくやを立ち上げ、全公演に出演。作家「竹田新」としてふくふくや全作品の脚本を手がける。好評の書き下ろし脚本『最高のおもてなし!』『向こうの果て』は小説としても書籍化(ともに幻冬舎)。

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