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残照の頂 続・山女日記

2021.11.23 公開 ツイート

11月19日、丸善丸の内本店にて。

サプライズのお客様も登場!サイン会レポート。 湊かなえ

13日の紀伊國屋書店梅田本店に続いて、19日には丸善丸の内本店にて『残照の頂 続・山女日記』刊行記念のサイン会を行いました。

梅田本店さん同様、丸善丸の内本店さんでもコロナ禍を経て久しぶりのサイン会となり、書店員の皆様、大歓迎でお迎えくださいました。また、感染対策として、サイン会用にお部屋を用意しての万全の体制でした。

開始1時間以上前からたくさんのお客様が並んでくださり、トップバッターは「サイン会は初めてです」という学生服の青年。二人目は、常連の女性で久しぶりの再会を喜びあいました。

「このサイン会はどちらで知ってくださったのですか?」など、お客様一人ひとりに声をかける湊さん。「『山女日記』を読んで登山を始めました」という若い女性や、「山仲間の女性にサプライズでプレゼントします」とおっしゃる男性などなど、みなさんも積極的にお話しされ、2時間かけて約100名の方と交流しました。

そして、終了後、俳優の田中健さんがかけつけてくださいました! 田中さんはドラマ「山女日記3」に、主人公・柚月の父親・昭一役で出演されています。ドラマのロケ訪問したときは残念ながらお目にかかれなかったのですが、こうしてサプライズでお越しいただいて、湊さんも書店員さんも大感激でした。

関連書籍

湊かなえ『残照の頂 続・山女日記』

ここは、再生の場所。 NHK BSプレミアム「山女日記3」原作小説。 幅広い層に支持されたベストセラー、待望の第2弾。「通過したつらい日々は、つらかったと認めればいい。たいへんだったと口に出せばいい。そこを乗り越えた自分を素直にねぎらえばいい。そこから、次の目的地を探せばいい。」後立山連峰 亡き夫に対して後悔を抱く女性と、人生の選択に迷いが生じる会社員。北アルプス表銀座 失踪した仲間と、ともに登る仲間への、特別な思いを胸に秘める音大生。立山・剱岳 娘の夢を応援できない母親と、母を説得したい山岳部の女子大生。武奈ヶ岳・安達太良山 コロナ禍、三〇年ぶりの登山をかつての山仲間と報告し合う女性たち。……日々の思いを噛み締めながら、一歩一歩、山を登る女たち。頂から見える景色は、過去の自分を肯定し、未来へ導いてくれる。

湊かなえ『山女日記』

こんなはずでなかった結婚。捨て去れない華やいだ過去。拭いきれない姉への劣等感。夫から切り出された別離。いつの間にか心が離れた恋人。……真面目に、正直に、懸命に生きてきた。なのに、なぜ? 誰にも言えない思いを抱え、山を登る彼女たちは、やがて自分なりの小さな光を見いだしていく。新しい景色が背中を押してくれる、感動の連作長篇。

湊かなえ『往復書簡』

手紙だからつける嘘。手紙だから許せる罪。手紙だからできる告白。過去の残酷な事件の真相が、手紙のやりとりで明かされる。衝撃の結末と温かい感動が待つ、書簡形式の連作ミステリ。

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残照の頂 続・山女日記

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湊かなえ 作家

1973年広島県生まれ。2007年「聖職者」で第29回小説推理新人賞を受賞。08年、同作を収録した『告白』でデビュー。12年「望郷、海の星」で第65回日本推理作家協会賞(短編部門)を受賞。著書に『少女』『贖罪』『Nのために』『夜行観覧車』『往復書簡』『花の鎖』『境遇』『サファイア』『白ゆき姫殺人事件』『母性』『望郷』『高校入試』『豆の上で眠る』など。

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