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もどかしいほど静かなオルゴール店

2021.07.10 公開 ツイート

書店員さんが「泣きたい人、感動したい人」におすすめ

「涙がとまりませんでした」「心が激しく揺れた」書店員さんの心を震わせた小説とは? 瀧羽麻子

「泣いた!」「大好きな小説に出会えた!」など、幸せな感動を呼んだありえないほどうるさいオルゴール店

北の果ての町から、南の小さな島にやってきて、リニューアルオープン! オーダーメイドのオルゴール店を舞台に、風変わりな店主と、それぞれの思いを抱えたお客さんが交流する物語が、再び動き出しました。

7月7日に発売になった新刊、タイトルはもどかしいほど静かなオルゴール店です。

発売前に、書店員さんに読んでいただいたところ、大絶賛!「涙が止まらない」「感動した」声がたくさん届いておりますのでご紹介します。

帯に入りきらないほどたくさんの、感動のコメント!

*  *  *

5話までは近所のカフェで読みすすめましたが、6話・7話は家で読んで正解。

涙がとまりませんでした。

『ありえないほどうるさいオルゴール店』と物語の舞台は違うけれど、

ちゃんとつながっているところが一番好きです。

もっと瀧羽麻子さんの作品を知ってほしい!

幅広い年齢層の方に読んでほしい!

微力ではありますが、応援させていただきます。

――ジュンク堂書店 奈良店 伊藤奈美さん

*  *  *

前作を読んでいなくても、本書だけで面白く

最後に涙が流れてしまう素敵な物語だと思いました。

実家に帰ったらオルゴールを探したいと思っています。

――銀座蔦屋書店 佐藤歩さん

*  *  *

人の気持ちを思いはかって、自分の気持ちをみないふりをして、ふたをしてしまったり、

現実の悲しみを受けとめたくない、逃げたいと思ったり、

素直になれず、恥ずかしがって自分の心を見せられなかったり、

――そんなふうに抱える葛藤や、混ぜこぜの止まってしまった感情が、音楽とともに一気に見えてくる。

決して解決しているわけではない。でもかすかな新しい道が見えている。

それが心を止めてしまっている人にとって、明るい道であってほしいと願わずにはいられない。

 

自分の中に流れている音楽はあるのだろうか?

ちょっとはずかしくてなつかしい音楽。何か流れていてほしい。

 

何も音楽が聞こえない、からっぽ。

からっぽなのもその生きてきた人生なんだ。

もどかしいほど静かという響きに心が激しく揺れた。

――ジュンク堂書店 滋賀草津店 山中真理さん

*  *  *

素晴らしい! なんと心が満たされる物語なのだろう……

耳を澄ませば聴こえてくるのは、記憶に刻まれた音たちと大切な人の声。

「静か」だからこそ、しっかりと伝わる雄弁な感動……

身体の隅々まで清らかなメロディーが響きわたる唯一無二の一冊だ!

――ブックジャーナリスト 内田剛さん

関連書籍

瀧羽麻子『もどかしいほど静かなオルゴール店』

あなたの心で鳴っている音に、あなたは、きっと気づいていない――。 "人の心に流れる音楽が聴こえる"という風変わりな店主が、南の島の小さな店で、お待ちしています。 発売前から書店員絶賛!の感動の物語。 「耳利きの職人が、お客様にぴったりの音楽をおすすめします」 ここは、お客様の心に流れる曲を、世界でたったひとつのオルゴールに仕立ててくれる、不思議なお店。 "小さな箱"に入っているのは、大好きな曲と、大切な記憶……。 北の小さな町にあった『ありえないほどうるさいオルゴール店』が、最果ての南の島で、リニューアルオープンしました! 今回も、7つの物語が奏でる美しいメロディーに載せて、やさしい涙をお届けします。 * * * 島を出て行った初恋の人を想い続ける郵便屋さん、音楽を捨てて都会からやってきた元ミュージシャン、島の神様の声が聞こえるババ様……彼らの心にはどんな音楽が? みんな必ず、小さな寂しさを秘めています。 でも、自分で気づいていない「本当の気持ち」も、 他人に知られたくない、「密かな想い」も、 音楽となって、あなたの心に流れているのです。 そして、美しい旋律を奏でています。 * * * 「好きです。この小説」「涙がまりませんでした」「心が満たされる物語!」「心が激しく揺れた」など、書店員さんから絶賛の声が発売前から集まっています!

瀧羽麻子『ありえないほどうるさいオルゴール店』

「あなたの心に流れている音楽が聞こえるんです」――北の小さな町にあるその店では、風変わりな店主が、お客様のために世界にひとつだけのオルゴールを作ってくれる。耳の聞こえない少年。音楽の夢をあきらめたバンド少女。妻が倒れ、途方に暮れる老人……。彼らの心にはどんな曲が流れているのでしょう? 思わず涙がこぼれる、幸せ運ぶ7編。

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もどかしいほど静かなオルゴール店

「耳利きの職人が、お客様にぴったりの音楽をおすすめします」
ここは、お客様の心に流れる曲を、世界でたったひとつのオルゴールに仕立ててくれる、不思議なお店。その”小さな箱”に入っているのは、大好きな曲と、大切な記憶……。
北の小さな町にあった『ありえないほどうるさいオルゴール店』が、最果ての南の島で、リニューアルオープンしました!今回も、7つの物語が奏でる美しいメロディーに載せて、やさしい涙をお届けします。

―ー島を出て行った初恋の人を想い続ける郵便屋さん、音楽を捨てて都会からやってきた元ミュージシャン、島の神様の声が聞こえるババ様……彼らの心にはどんな音楽が?
自分で気づいていない「本当の気持ち」も、他人に知られたくない「密かな想い」も、音楽となって、あなたの心に流れているのです。

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瀧羽麻子

1981年兵庫県生まれ。京都大学卒業。2007年『うさぎパン』で第2回ダ・ヴィンチ文学賞大賞受賞。その他の著書に『株式会社ネバーラ北関東支社』『左京区七夕通東入ル』『いろは匂へど』『乗りかかった船』『ありえないほどうるさいオルゴール店』『虹にすわる』『女神のサラダ』『あなたのご希望の条件は』他、著書多数。2021年7月10日刊行の『もどかしいほど静かなオルゴール店』は、発売前から書店員絶賛の話題作。

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