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フィンランドで暮らしてみた

2020.03.27 更新 ツイート

フィンランドで産んでみた!(早くお家に帰りたい篇)芹澤桂

出産後、スパルタ入院生活が始まった。

破水から始まった出産を終え、ほぼ丸一日まともに寝ていない状態で「じゃあ3時間起きに授乳してね」と夜中に赤子と病室に残された。

吐きまくった1日でもあったから体力を消耗している。

とりあえず、と病室に着いて私が一番にしたことは、赤子を愛でるのではなく、フィンランド名物ベリースープをカッとあおることだった。食堂の冷蔵庫にはいつでも飲めるよう、牛乳やジュース、それからとろりとしたベリーのスープが置かれていた。胃が空っぽだったので半リットルほど残っていた紙パックを病室まで持ってきて飲んだ。とりあえず血糖値を上げなければ。

気分はスポーツ選手だ。高校時代の剣道部の夏合宿を思い出した。飲まなきゃ死ぬ。私も赤子も干からびる。

なんでもセルフ

翌朝から始まった食事もなかなかのスパルタ具合だった。

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フィンランドで暮らしてみた

気づけばフィンランド人と結婚して、ヘルシンキに暮らしてた! しかも子どもまで産んだ!

日本人の大好きな「かわいい北欧」。でも、その実態は?

暮らしてみて初めてわかった、フィンランドのちゃっかり賢く、ざっくり楽しい、意外な一面。

ゆるゆるまったり、マイペースにご紹介。

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芹澤桂 小説家

1983年生まれ。日本大学芸術学部文芸学科卒業。2008年「ファディダディ・ストーカーズ」にて第2回パピルス新人賞特別賞を受賞しデビュー。ヘルシンキ在住。

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