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気持ちのいいことが、好き。「“官能”と“快楽”の回路を開くために」

2014.02.08 更新

特集<気持ちのいいことが、好き。>

最終回 ぼくたちはとことん遊び尽くしたい植島啓司/湯山玲子

前回の記事:第4回 男と女もっとベタベタしよう!
 

性的な適齢期が20歳ずれてきた

植島 最近、若い女の子よりも30代から40代の女性のほうが魅力的になってきてると思う。AKBみたいなのはあるけれど、あれはイロモノだから。普通に女性として見るんだったら、やっぱり30代から40代の女性っていうのは、人生でもっとも魅力的な時期になってきてる。

湯山 セックスレスの現状をどのメディアよりも詳しく追い、性感マッサージなどの現実的な対処法を説いたりしている『婦人公論』の好調な売れ行きですからね。熟女ブームのデータ的な裏付けは、コンビニの棚ですよ。コンビニの棚にエロ本が、昔は、クリームレモン系だったんだけど、いまはそこのほとんどが熟女ものですよ。あそこって競争社会だから、売れてるものがあるわけ。そこでも熟女。

植島 需要があるっていうことだね。

湯山 AVもね、昔は変態扱いされた50歳、60歳の女優ものが普通にありますよね。マーケットがそれを言ってるっていうことは、みなさんそういうふうになったんじゃないですかね。

植島 20歳ぐらい性的適齢期が後ろにずれてる。

湯山 そうそう。

植島 昔は10代後半から20代半ばぐらいまでが適齢期って言われたのが、いま、30代後半から40代前半ぐらいが適齢期。それは素晴らしくいいことだけど、ただ子どもを産みたいとかあると、ちょっとむずかしい。

湯山 子作りのセックスを考えると、ですね。結婚のパートナーをじっくり選びたいとなると、どうしても時期を逃してしまう。婚姻制度前提の出産、子育てだとどう考えても、少子化は避けられない。もっと選択肢を増やさないと。少子化を憂えるんだったら、やっぱり緩やかに、シングルマザーで婚姻制度を選びたい人は選べばいいし、そうじゃなければってことだけど、全然そこ行かないものね。

植島 そういう多様性っていうかね。

湯山 多様性ないね。

植島 ないからね。いや、でも、お互いに何か似たような本書きましたね(笑)。

湯山 担当編集者が一緒だからね。竹村さんがそういう人なんだよ。

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植島啓司

1947年東京生まれ。宗教人類学者。東京大学卒業。東京大学大学院人文科学研究科(宗教学専攻)博士課程修了。シカゴ大学大学院に留学後、NYニュースクール・フォー・ソーシャルリサーチ客員教授、関西大学教授、人間総合科学大学教授などを歴任。著書に『快楽は悪か』(朝日新聞出版)、『男が女になる病気』(朝日出版社)、『賭ける魂』(講談社現代新書)、『聖地の想像力』、『偶然のチカラ』、『世界遺産 神々の眠る「熊野」を歩く』、『生きるチカラ』『日本の聖地ベスト100』(いずれも集英社新書)、『熊野 神と仏』(原書房、共著)、監訳『図説 聖地への旅』(原書房)など。

湯山玲子

著述家、プロデューサー。日本大学芸術学部文芸学科非常勤講師。自らが寿司を握るユニット「美人寿司」、クラシックを爆音で聴く「爆音クラシック(通称・爆クラ)」を主宰するなど多彩に活動。現場主義をモットーに、クラブカルチャー、映画、音楽、食、ファッションなど、カルチャー界全般を牽引する。著書に『クラブカルチャー』(毎日新聞社)、『四十路越え!』(角川文庫)、『女装する女』(新潮新書)、『女ひとり寿司』(幻冬舎文庫)、『ベルばら手帖』(マガジンハウス)、『快楽上等!』(上野千鶴子さんとの共著。幻冬舎)、『男をこじらせる前に 男がリアルにツラい時代の処方箋』(KADOKAWA)などがある。

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