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フィンランドで暮らしてみた

2019.10.18 公開 ポスト

フィンランドで産んでみた!(孫フィーバー篇)芹澤桂(小説家)

フィンランドの秋の写真をお届けしました。

さて、ネウボラでの初診後、別機関での血液検査と尿検査、それから産院でのエコー検査を経て、ようやく妊娠が確定した。


エコー検査の検査台に乗る直前まで、「これで万が一妊娠してなかったら寿司食べに行ってやる」と心に決めていたのだけれど、モニターに見事ぴこぴこ動く胎児の影が映し出されたので、最近出てきたお腹が単なる肥満じゃなくてよかった、と胸をなでおろした。対して検査医の方はというと、エコー検査ばかり毎日しているだろうに「まあ綺麗な脳」「骨も完璧ね」と数センチしかない我が子を終始褒め続け、頭が下がる思いだった。
エコー検査が終わるとその2日後には封書が自宅に届き、出生前検査の結果、胎児に異常が見られなかったと書かれていた。そこでようやく、家族にも報告できる段階となった。

ちなみに今回の妊娠、私の親にとっては初孫となるけれど、夫の家族の方は義弟にすでに子供が二人もいるので義両親は慣れたもの、そんなに浮き足立ったりもしないだろうと思っていた。
それが大間違いだった。

「むらおんぷっらううにっさ」

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芹澤桂 小説家

1983年生まれ。日本大学芸術学部文芸学科卒業。2008年「ファディダディ・ストーカーズ」にて第2回パピルス新人賞特別賞を受賞しデビュー。ヘルシンキ在住。

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