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OECD(経済協力開発機構)諸国で、日本は最も理系女性が少ない国。女性学生の理科・数学の成績は世界でもトップクラスなのに、なぜ理系を選択しないのでしょうか。
緻密なデータ分析から日本の男女格差の一側面を浮彫りにする幻冬舎新書『なぜ理系に女性が少ないのか』より、一部を抜粋してお届けします。
2024.07.11 公開
2024.07.04 公開
2024.06.27 公開
2024.06.20 公開
2024.06.13 公開
大学・大学院など高等教育機関における理系分野の女性学生の割合は、OECD諸国で日本が最下位。女子生徒の理科・数学の成績は世界でもトップクラスなのに、なぜ理系を選択しないのか。そこには本人の意志以外の、何かほかの要因が働いているのではないか――緻密なデータ分析から明らかになったのは、「男女平等意識」の低さや「女性は知的でないほうがいい」という社会風土が「見えない壁」となって、女性の理系選択を阻んでいるという現実だった。日本の男女格差の一側面を浮彫りにして一石を投じる、注目の研究報告。
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