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不寛容という病 バッシングが止まない日本

2016.06.23 公開 ポスト

「舛添バッシングの過熱、日本人の不寛容性」第2回

過去に数々のスキャンダルを知っていたのに、なぜ今、舛添バッシングが「騒動」に?岩波明(精神科医)

幻冬舎新書『他人を非難してばかりいる人たち バッシング・いじめ・ネット私刑』が評判の精神科医・岩波明氏が、とどまるところを知らない日本人の不寛容性にメスを入れます!
舛添には過去に数々のスキャンダルがあったことはみんな知っているはずなのに、なぜ今バッシングが「祭り」になったのでしょうか? 
日本人の「不寛容さ」が、あまりに短絡的すぎる結論を導いていることに危機感を感じる、舛添えバッシングに関する考察、第2回目。

*   *   *

3.舛添の過去のスキャンダルをみんな知っているはずなのに、なぜ今?

 この騒動を見てあらためて感じる点は、日本人、あるいは日本社会の不寛容さである。マスコミも一般の市民も、「溺れた犬」には容赦がない。舛添氏のこれまでの「政治活動」が「きれいな」ものでなかったことは明らかであるが、それでも彼は、都知事選では政権与党が推薦し、都民から多くの得票を集めた人物である。当然ながら、選挙民には、推挙し選んだ責任がある。

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岩波明 精神科医

1959年神奈川県生まれ。東京大学医学部医学科卒。 精神科医、医学博士。 発達障害の臨床、精神疾患の認知機能の研究などに従事。都立松沢病院、東大病院精神科などを経て、2012年より昭和大学医学部精神医学講座主任教授、2015年より昭和大学附属烏山病院長を兼務。著書に『狂気という隣人』『精神科医が狂気をつくる』『大人のADHD』『発達障害』『発達障害という才能』ほか多数。

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