自分サイズが見つかる進化系ライフマガジン

毎日お風呂に入ります。
であれば、その時間を使って、キレイになりたい。
バスタイムをいい香りにするだけで、心身ともに、改善され、いい眠りを誘います。
そして、いい睡眠は、ダイエットや美肌にも必須です。今日から、あなたもさっそく実践！
すぐに役立つ『幸せを引き寄せる「香り」の習慣』より、とっておきのページを試し読み！

   ＊   ＊   ＊

 バスタイムをいい香りにすると、
 眠りが劇的に変化する！

 古代ローマ時代、公共浴場では、人々は浴場内で香油を塗ったりして、香りを楽しんでいたと言われています。昔から、香りは楽しみをかねて使われていたことが窺(うかが)えます。
 バスタイムは、誰もが手軽に取り入れられるマイエステの時間です。ゆっくりとお風呂につかってから眠る夜と、シャワーで済ませて眠る夜では、次の日の目覚めも、からだの動きも変わってきます。
 バスタイムの入浴剤（香りや岩塩など）にこだわれば、エステ以上の体質改善が期待できます。
 誰もが体験できる特別なお風呂時間。好きな匂いを感じながら入るお風呂は、とびっきりの贅沢です。からだに対するいい変化だけでなく、精神的にもすっきりする作用が大きいと思います。
 私も考え事をするときは、お風呂と決めています。煮詰まっているとき、ゆっくりとお風呂につかり、香りを感じてみる。そうするときゅっと煮詰まっていた頭脳が緩んでくるのを感じます。香りを感じるだけなのに考え事が整理されていくのは不思議です。脳のデトックスにオススメです。

 ここで、お風呂の効能を医学的に3つご紹介しておきましょう。

1 皮膚の洗浄
お肌は、ある一定の周期で生まれ変わっています。垢(あか)がたまると、皮膚呼吸の妨げになり、熱の発散によくないと言われます。
そして、皮膚を洗浄することは、何より肌を清潔に保つ。気持ちいい爽快感がありますね。
   ↓
2 血液循環をよくする
お風呂につかることで代謝を高め、筋肉のこりをほぐします。
   ↓
3 精神の緊張を緩める
お風呂につかることで筋肉が緩み、血流がよくなり、脳もすっきり！ 考えが整理されます。呼吸器のはたらきをスムーズにするのでリラックスも味わえます。
 

 冬至には、かぼちゃを食べて金運を、ゆず風呂に入って無病息災を祈る。これは、日本古来から有名な「いい匂いバスタイム法」です。

（写真：iStock.com/sunabesyou）

 その他にも、お気に入りの入浴剤や岩塩を取り入れてみることも楽しいですね。バスソルトやバスボムは、意外とキッチンにあるもので簡単に作れるので、レシピを紹介しておきます（失敗も少ないので親子で一緒に作ることから楽しむのもオススメです）。
 お風呂の空間は、他の部屋に比べると狭く、蒸気も上がっているため、香りを感じやすい場所です。からだのリラックスだけでなく、心のリラックスもお楽しみください。
 よく眠れる人と眠れない人の違いは、バスタイムの香りの環境の差で生まれますよ。

 シュワシュワはじけると発汗力が高まるバスボムの作り方（1回分） ⇒詳しくは、ぜひ本書でチェックしてください。