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『ギャングース』担当編集者が語る、ルポライター・鈴木大介の仕事

2015.03.26 更新

第3回

鈴木さんは真のプロ。こんなに信頼できる人はいない関根永渚至


◆「現場のルポライターであり続けること」が何より重要

――関根さんは日本で一番鈴木大介さんと一緒にいる時間が長い編集者だと思うんですが、関根さんから見て鈴木さんってどんな方ですか。第1回では無尽蔵にネタがあるとおっしゃいましたが、今でも取材して常に補充してるんですよね。

関根 補充されてますね。とにかく鈴木さんがおっしゃっているのは、自分は現場のルポライターとして一生食べていくのが非常に重要なことだと思っていると。だから、いくら本が売れたとしても、先生と呼ばれるような存在には絶対なりたくない。講演やメディア出演などが主流になってしまうと、それだけで忙しくなって取材ができなくなってしまうという恐怖心もあるようです。今もストーリー制作をやっていてお忙しいのですが、週に数本は必ず取材の時間を捻出されています。

――漫画だけでも相当な仕事量ですよね。

鈴木大介さんの最新刊『老人喰い-高齢者を狙う詐欺の正体』(ちくま新書)

関根 はい。収入的にも成り立つとおっしゃっていました。もう一本原作をやるなどして、漫画の仕事だけで食べていくことはできるし、それは一番楽だけど、同時にそれは自分が一番恐れていることでもあると。

――そのへんがものすごくストイックというか、ルポライターのなかでも強烈に異彩を放っていると思います。

関根 そうですね。私もそう感じます。

 

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関根永渚至

2006年講談社入社。『別冊フレンド』『週刊現代』を経て、現在『モーニング』編集部。
担当作品は……
■肥谷圭介×鈴木大介『ギャングース』(単行本1~7巻好評発売中)
■島田荘司×原点火『ミタライ――探偵御手洗潔の事件記録――』(単行本1~3巻好評発売中)
■カレー沢薫『クレムリン』(単行本1~7巻好評発売中)/『バイトのコーメイくん』(単行本1~2巻好評発売中)/『負ける技術』(モーニング公式サイトの伝説のWeb連載エッセイを書籍化)/『やわらかい。課長 起田総司』(単行本1巻好評発売中)/『人生の病理相談』Dモーニングにて好評連載中

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