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30万部『おかげさまで生きる』第2弾 見守られて生きる

2015.03.20 更新 ツイート

救急医療の第一線で命と向き合い、わかったこと【最終回】

今、起きている出来事は偶然ではない矢作直樹


救急医療の第一線で多くの命と向き合ってきた著者によるエッセイ『見守られて生きる』が、3/10(火)に発売。最終回は、多くの人がどこかで経験し理解しているであろう「偶然」と「必然」の関係についてひもときます(全5回)。

 

 起きたことを受け取るという意味では「偶然ではなく必然的に起きた」という言葉にも深い意味を感じます。

 科学的な実証はできませんが、そう感じることが重要です。そこには何らかの意味、お知らせ(サイン、前兆)があります。良いお知らせだけならいいのですが、つらいこと、悩ましいことも多々あります。

 生活習慣病は、その一つかもしれません。

 たいていの方は病気になると自分や周囲を責めますが、そこに至るまでにいろいろなサインが出ていたはずです。感性が鈍るとそれに気づきません。直観、感性を磨くことは、そういう意味でも大切なのです。

 病気になると、人は大きく分かれます。

 それまでの生活を反省する人、反省なく相変わらずの生活を続ける人。大半の人はよほど深刻な事態にならない限り、相変わらずの生活を続けます。

 しかしそこで気づいて欲しいこと、それは「(その病が)もっと悪いことが起こる前兆かもしれない」ということです。

 仕事や家庭や友人関係でも、大なり小なり、皆さん経験があると思います。小さな過ちを繰り返して分析しなかったばかりに、それが大変な結果につながってしまったこと。一気にリカバリー(修復)できれば良いですが、残念ながらできないこともあります。

 失敗も人生の学びだからと言ってしまえば、それまで。

 でもせめて大きな過ちを犯さないように、自分が反省できるうちにしておくと、その課題はそこでクリアできるかもしれません。

 

 

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矢作直樹 東京大学医学部救急医学分野 教授

1956年、神奈川県生まれ。81年金沢大学医学部卒業。82年富山医科薬科大学の助手となり、83年国立循環器病センターのレジデントになる。同センターの外科系集中治療科医師、医長を経て、99年東京大学大学院新領域創成科学研究科環境学専攻教授、精密機械工学専攻教授を兼担。2001年より東京大学大学院医学系研究科救急医学分野教授および医学部付属病院救急部・集中治療部部長となり、現在に至る。

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