先日『世界の果てまでイッテQ!』でオンエアになりました“女芸人一芸合宿in新潟”。前回の一芸合宿が昨年11月だったので、実はものすごい久しぶり。しかもその時はやしろが体調不良でお休みだったから、12人全員揃うのはその前の、昨年4月以来。となると必然ウキウキ倍増。なんでしょうね。仲間、というか、家族、というか。東京駅のホームにどんどんメンバーが揃ってくの、いい。その様子にニヤニヤしながら新幹線に乗り込み、いざ新潟へ。
今回挑戦したのは“ちょっと話題になっている楽器”らしい“ハンドパン”。2000年にスイスで生まれたという比較的新しい楽器。私はまったく知らなかったのですが、やり始めたら結構いろんな周りの方から「実は持ってます」とか「それめっちゃやってみたかった」と。本当にちょっと流行ってるんだと実感しました。
このハンドパン。中華鍋を2つくっつけた、UFOみたいな形の楽器。これがね、なんともいい音なんです。超癒しの音で、聞いているだけで心が穏やかになる。だって最初、先生方が見本で『Summer』を弾いて(正確には叩いて)くださったのですが、その美しさに感動しまくり。自然にみんなで「アンコール! アンコール!」って言っちゃってましたもん。そんな素晴らしい音色のハンドパン。弾いてみると、かなり、苦戦。って毎回そう言っているんですけどね。それにしても、です。以前やったスティールパンもそうだったのですが、叩くところがドレミの順番で並んでいるわけではなく。それがまず難しい。そして叩けば音が出そうだけど全然そんなことない。叩き方や叩く場所など、音が響く為のコツがなかなかつかめず、下手したらほとんど音が出ていない、みたいになってしまうこともしばしば。
今回はジブリの『いつも何度でも』(千と千尋の神隠し)『風のとおり道』(となりのトトロ)『君をのせて』(天空の城ラピュタ)の3曲をメドレーで。それに加えて最後、『残酷な天使のテーゼ』(新世紀エヴァンゲリオン)を1曲。それを4人ずつ、メロディ・ハーモニー・リズムの3パートにわかれて演奏する。私は奴ちゃん、バービー、まひると共にリズムパートへ。基本は人差し指で叩くのですが、親指も使ったり、中指薬指を揃えてサイドのところをチャッと叩く“タップ”という、要はハンドパンの音がボワーンとしているので、それをしめるというかリズムをハッキリさせるというか、そんな役割の音も出す。そして何せ速い。ものすごい音数をなかなかのスピードで叩かなきゃいけない。なのでリズム担当の立花朝人先生から、もう最初から楽譜は見ず、直接楽器を見ながら形で覚えよう、と。そこからはとにかく練習あるのみ。最初はどうしても出ない音のところを強く叩いてしまい、そこがアザになって、絆創膏貼って、また強く叩いて、の繰り返し。ただ、本当にいい音なんですよ、癒しの。癒されながら苦しい。苦しいけど癒される。ふしぎな体験。
ちなみにこのハンドパン。専用ケースがランドセルのように背中に背負うタイプのもので。でも形が丸じゃないですか。背負うとなんか亀の甲羅みたいでなんかかわいい。この合宿の帰り、予定より1本前の新幹線に乗れそうだ、となった時。時間がちょっとギリギリだったので、バスを降りたまん丸な亀たちがキャリーケースをガラガラしながら、新潟駅をダッシュ。もしそれを見かけた方がいらっしゃいましたらビックリしたかも? 失礼いたしました。
でもホントその亀スタイルでどの現場にも持っていって、本番のその日まで、とにかく叩き続けました。でもやっぱり音が優しいんだろうなぁ。よく「すごいいい音。あれ、何の楽器?」なんてお声がけいただきました。Hey! Say! JUMP八乙女くんはハンドパンを知っていて。「ちょっと叩かせて」と。なんか、いい楽器。MYハンドパンを欲しくなったのですが、お値段聞いてみると、なかなか高価。リズムチームは本当にみんな欲しかったので、まひるが先生に「次、間違えないで弾けたら、このハンドパンください!」と練習中、何度も提案しましたが、先生は笑顔で「いいですよ」と。何故なら絶対に間違えることがわかっていらしたから。くぅうう、悔しいぜ。
そんなこんなで迎えた本番。今回は全曲、演奏前にその映画の名台詞を言ってから演奏が始まる。ジブリはまひるだったのですが、最後の『残酷な天使のテーゼ』はエヴァ好きの奴ちゃんが「逃げちゃだめだ。逃げちゃだめだ。逃げちゃだめだ」と。それがなんかすごく良くてね。泣きそうになっちゃった。その『残酷な天使のテーゼ』。リズム隊は演奏しながら身体を右へ左へ動かすのですが、それが4人、すごくシンクロしているのが感覚でわかった。(後でオンエア観たら、本当に合っていた。)というかもう全体的にひとつになっている、と感じる瞬間があって。演奏終わった時、めちゃくちゃグッときた。でも泣くの我慢していたのですが、内村さんが立花先生に感想を求めた時、先生が「ありがとうございました」とおっしゃりながら泣いていらして。私だけじゃなく、奴ちゃん、ムーさんもつられて大号泣。そんな中、やしろが言ったんです。「ハンドパンって合わせても全然合わなかったり聞こえなかったりして本当に難しかったんですけど、本番が一番ひとつになった、っていう瞬間があって。やっぱり合宿でみんなで一緒に過ごしているのって大事なんだな。」本当にそう。
バスケで0-0というあまり聞かない点数をたたき出したり、サントピアワールドという遊園地に行って黒ちゃんと壁のない観覧車に乗ったり、宴会で山本譲二さん『みちのくひとり旅』やらせていただいたり、大浴場でみんなでお喋りしたり、“ショートスリーパー”だと言ってきたけれどまた同室のムーさんより毎晩早く寝ちゃったり。そんな毎日がこうやって12人をひとつにするのね、としみじみ。
そして現在29日(土)早朝。ラジオの後、その12人で『24時間テレビ』にて“女芸人24時間一芸生合宿”をやってきます。まだ何をやるのか、“合宿”ということ以外わからないのですが(このコラムが出る頃にはおそらく絶賛練習中かと)、とにもかくにも“仲間”とまた“ひとつ”になってきます。
【本日の乾杯】 メニューにあるとどうしても頼んでしまう“とうもろこしの天ぷら”。しかもこちらのお店はヒゲも。とてもジューシーで甘く、さいこー。コレに関しては「夏、続け」と思ってしまう。















