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ゆるまる脳 タイパ疲れの時代に効く「脳の新習慣」

2026.04.02 公開 ポスト

「がんばるほど成果が出ない」のはなぜ? 脳神経外科医が教える、タイパ疲れを即解消する新習慣菅原道仁(脳神経外科医)

「がんばっているのに、なぜか成果が出ない」
「タイパを追うほど、心も体も消耗していく」
……このような“タイパ疲れ”、感じていませんか?

そんなときこそ、単なる休息ではなく、人生の処理能力を劇的に引き上げるための戦略的な「ゆるめ方」があなたの人生を好転させるヒントになるかもしれません。

脳神経外科医である菅原道仁さんが、脳科学的な視点から「脳の余白」をつくる新習慣を提案する『ゆるまる脳 タイパ疲れの時代に効く「脳の新習慣」』(リンク先はAmazonページに遷移します)。同著から本文の一部を抜粋してお届けします。初回は「はじめに」を全文公開!


*       *   *

なんか……
がんばってるわりに、
思ったような成果、
出てなくない?

ある瞬間、ふとそんなことに気づいて、グッタリきてしまう。
そんなことって、誰にでもあると思います。
きっと、あなたにも。

でも、限りある人生だから。
それなら、最小コスト、最短時間で、最大限の成果を得たい!
そう考えて、人生効率を爆アゲしてくれそうなライフハックを携えつつ、タイパを求めてつい早足になる気持ち、僕にはすごくわかります。

なぜなら、僕は医者だから。
専門は脳神経外科で、もともと救急医療をやっていたので、特にそう思います。
人生を楽しむ時間はまだまだあると思っていたのに、ある日突然、事故で大ケガをしてしまった。
脳梗塞で身体が不自由になってしまった。
動けなくなってしまった。
「やりたいことをやるための時間はたくさんあったのに……。
どうして今までダラダラ過ごしちゃったんだろう?」

そう嘆く患者さんたちを、毎日のように見てきました。

僕たちが思ったように動ける時間は決して長くない。
そんなことを、いつもひしひしと感じます。
だから、やりたいことをやりきるために立ち止まってなんかいられない。
効率的に、倍速でどんどんやっていきたい。
心の底から思うんですよね。本当に。

なので、僕もずっと「詰め込み型」の人生を送ってきました。

今でいうタイパ至上主義です。
仕事(手術)、仕事(手術)、仕事(夜勤)、友だちとの飲み会、旅行。
そしてまた、仕事、仕事、仕事、飲み会、飲み会……。
仕事もプライベートも充実させたくて、とにかく毎日、詰め込みました。
なぜって、サボったせいで幸せになれないかも、ひとかどの人物になれないかもと思うと怖かったし。何より、他の人たちがうまくやってるのに、自分ができてなさそうなのが怖かった。何もしない時間が、損につながりそうで怖かったのです。

だけど、リセットされずに溜まる疲れ。
数をこなすほど、薄まる仕事の満足感。

連日の飲み会や、ときどき行く旅行で、どんどん目減りする貯金。
睡眠時間削ってゲッソリしながら働いてるのに、どうしてお金も、人生の満足度も減っていくんだろう……。
なんだかヘンじゃないか?
損したくなくてがんばってるけど、もしかしてかえって損してないだろうか?
そんなモヤモヤを心のどこかに抱えながら、けっこう長いこと生きてきたと思います。
常にタイパを意識して日々を過ごすあなたも、そんな感じではないでしょうか。

だとすれば、何かないのか。
こんな生活から抜け出す、画期的な方法は。

損することを恐れて、タスクをぎゅうぎゅうに詰め込んで、
自分を、脳を、きつく締め上げるのではなく。

脳も身体も心もゆるませながら、ほっとひと息つきながら、
でも、そんな休息に似たひとときさえ、
人生のひとコマを前に推し進めるための強力なエンジンに変える方法は。

というわけで、本書ではそんな方法を、脳科学的な視点からお伝えしようと思います。
日々の詰め込みペースを落とし、脳を少しゆるめることで、人生そのもののタイパを上げる方法です。

とはいえ、これは「ほどほどに休みましょう」という単純な話ではありません。

人は、がむしゃらにやるべきときは、とことんやらなければ成長できないので、ある程度は休まずにがんばり続ける時期が絶対に必要です。
若いうちは、特にそうですよね。

ただ、そんな時期であっても、詰め込みペースを落とすことで生まれる「脳の余白」をうまく使うと、自分の幸せに向かって効率的に歩き出せます、という話です。

では、どうやって脳の余白をつくるのか?

その余白をどんなふうにうまく使えばいいのか?
本書では、その具体的な方法をお伝えしていきます。

これは、「やみくもに時短してがんばる生き方」から、
「自分にとって本当に効率のいいやり方で生きるスタイル」へのスイッチ。
言い換えるなら、
「ガチガチのタイパ脳」から、
「余白で進む、ゆるタイパ脳」へのアップデートです。

そしてその先にあるのは、
倍速で消耗する生き方ではなく、
余白を味方につけながら、望む人生を着実に叶えていく生き方。

一度きりの人生が、あなたが本当に望んだものになるように。
人生の最後に「めっちゃ楽しかった!」と笑って旅立てるように。
いざ、あなたが目指す人生へ、最短時間で、最短距離で!

これぞ、本物のタイパですよ。

*       *   *

『ゆるまる脳 タイパ疲れの時代に効く「脳の新習慣」』は、4月8日(水)発売です。ご予約はAmazonページからどうぞ!

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ゆるまる脳 タイパ疲れの時代に効く「脳の新習慣」

倍速で消耗する人生、そろそろ手放そう。
パフォーマンスの質を決めるのは、「速さ」ではなく「ゆるめ方」!

「がんばっているのに、なぜか成果が出ない」
「タイパを追うほど、心も体も消耗していく」
……そんな“タイパ疲れ”を感じていませんか?

じつは、私たちの脳内には、4人のキャラクター(心配性の「おかん」、情報分析と注意の意識の使い手「交換手」、行動の司令塔である「マネージャー」、自分らしい生き方を模索する「アーティスト」)がいて、その役割分担がうまくいくことで毎日の選択や行動がなりたっています。
ですが、残念なことに効率を求めすぎる現代人はこの4人のバランスが大きく崩れてしまっています。
それが、タイパを追うほど虚しさが募る「脳のパラドクス」の正体なのです。

本書では、脳神経外科医である著者が、脳科学的な視点から「脳の余白」をつくる新習慣を提案します。
それは単なる休息ではなく、人生の処理能力を劇的に引き上げるための戦略的な「ゆるめ方」です。

スマホ依存から脳を守り、五感を研ぎ澄ませ、ぼーっとする時間で「自分を紡ぐ」――。
脳をゆるめて“余白”をつくれば、人生は最短距離で好転し始めます。

倍速で消耗する生き方を卒業し、最小コストで最大の結果を手に入れる「真のタイパ」を、あなたもこの本をとおしてぜひ手に入れてください。

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菅原道仁 脳神経外科医

1970年生まれ。杏林大学医学部卒業後、クモ膜下出血や脳梗塞などの緊急脳疾患を専門として国立国際医療センターに勤務。2000年、救急から在宅まで一貫した医療を提供できる医療システムの構築を目指し、脳神経外科専門の八王子市・北原脳神経外科病院に勤務し、緊急対応に明け暮れる。2015年6月に菅原脳神経外科クリニック、2019年10月に菅原クリニック 東京脳ドックを開院。その診療経験をもとに「人生目標から考える医療」のスタイルを確立し、心や生き方までをサポートする医療を行う。脳のしくみについてのわかりやすい解説は好評で、テレビ出演多数。

著書に『そのお金のムダづかい、やめられます』(文響社)、『成功する人は心配性』(かんき出版)、『成功の食事法』(ポプラ社)、『すぐやる脳』『あの人を、脳から消す技術』(サンマーク出版)、監修に『体の不調が消える「自律神経」の整え方』(太洋図書)、『1日3分! 脳と筋肉を同時に鍛えるにしかわ体操』(アスコム)などがある。

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