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宮田愛萌1st写真集 Lilas

2026.02.06 公開 ポスト

宮田愛萌が見つけた、“これからの私”を幸せにするということ宮田愛萌

高校時代に短期留学をしたセブ島を、今度は1st写真集『Lilas』の撮影で訪れた宮田愛萌さん。学生だった頃とは違い、大人として過ごした島での時間は、どこか新鮮に感じられたという。撮影現場で過ごした日々、仕事との向き合い方、心と体の距離感。後編では、旅と撮影を通して見えてきた「いまの自分」と、「これからの私」について話を聞いた。

(前後編の後編。前編はこちらからお読みいただけます)

*  *  *

10年ぶりのセブ島で感じたこと

今回の撮影地となったセブ島は、宮田さんにとって高校生以来、約10年ぶりの場所だった。

「全然変わっていました。まずトイレがすごくきれいになっていて驚きました(笑)。当時は空港でも流せないところが多かった記憶があるんですけど、ちゃんと流せるようになってて、そこに一番感動しました。こうして大人になって再び訪れてみると、ちゃんと“旅行してる”感覚も味わえて。前回は学生だったので、学校と寮の往復がほとんど。誰かに連れて行ってもらってモールに行ったくらいでした。今回は、ショッピングをしたり、ホテルの中を気ままに散歩をしてみたり……。『私、ちゃんと大人になったんだな』なんて自分の成長を実感できたんです」

「ずーっと伸び伸びしていた」撮影現場の空気

撮影現場の雰囲気について聞くと迷いなくこう答えた。

「すごく楽しかったです。女性しかいなかったので、その辺で普通に着替えたりして。本当に伸び伸びしていました。撮影前の衣装選びにしても、自然と会話が弾みましたし、全部可愛くて、全部着たい! というのが本音。『これ、可愛いね』『どれがいいと思いますか?』とみんなで和気あいあいと相談を重ねながらフィッティングをして。気がついたらすごい数の衣装を着ることになりました(笑)」

唯一、自分から伝えたリクエストは? を聞くと、少し照れながら笑った。

「衣装やメイクではなく、『おっぱいを寄せてください』とお願いしました(笑)。『なるべく集めてください』『できるだけあればあるほどいいんで』って。それだけはちゃんと伝えさせていただきました。もう、最初から現場への不安はほとんどなかったです。顔合わせの時点から、みなさんの人柄やお仕事ぶりにも安心感しかなかった。もう全部任せちゃえ、って思ってました。任せとけば絶対に大丈夫だなって」

撮影にあたって、「新しい一面を見せてほしい」というオーダーもあった。

「“普段の私じゃない感じを撮りたい”って言われて。じゃあそれで、と思ったんですけど……正直、自分ではどこが新しいのかあまり分からなくて。27年間ずっと自分と一緒に生きてきているので、知らない一面って、そんなにないなぁと。でも、完成した写真を見てみると意外な発見がたくさんありました。新しい一面を象徴するのは笑っているカット。アイドル時代は、なぜかあまり笑顔の写真が使われなかったんです。真顔で澄ましている表情が多かったから、こんなに笑っている自分の顔がすごく新鮮でした」

心と体が教えてくれたこと

過去には、心身のバランスを崩してしまった時期もあったという。

「当時は、自分ではそれを“心の問題”だとは思っていなくて、ずっと体調不良だと思っていました。急に足が動かなくなって、整形外科に行ったりしたことも。その後、体だけでなく気持ちの面も含めてケアする大切さに気付かされました。振り返ってみると、私は自分の疲れにすごく鈍感な人間で、突っ走って、転んでから気づくタイプなんです。燃え尽きてから、『私、こんなに疲れていたんだ』って」

いまは、はっきりと意識していることがある。

「健康じゃないと、やりたいことができなくなってしまう。だから、心と体のバランスを保つことが、いちばん大事だなって思っています」

これからの夢は「私を幸せにしてあげること」

グループを離れて3年。今の心境を尋ねると、迷いなく言葉が返ってきた。

「楽しいです。毎年、毎年、ずっと楽しいを更新し続けています。このままだと、死ぬ直前どうなっちゃうんだろう、って思うくらいです(笑)。昔から楽しかったんですけど、今もずっと楽しくて。将来を考えたときも、夢はすごくシンプルで、このままずっと幸せだったらいいなと思っています。私は、自分を幸せにしてあげるためにこうして活動しているんです。愛萌ちゃんという女性が幸せになれたらいいなと、自分のことだけど、もう一人の自分みたいに捉えている感じなんですよね」

写真集という経験を通して、自分の中に残ったものについてこう答えた。

「自分の体と向き合って、自分の心もちゃんと確かめられた気がして。これからの時間をどう生きたいのか? そんな事を考えるきっかけにもなりました」
 

取材・文/長嶺葉月 撮影/米玉利朋子(G.P.FLAG)

スタイリング/柾木愛乃 ヘア&メイクアップ/NAYA

カチューシャ¥14,300(THE HAIR BAR TOKYO)、イヤリング¥3,850(アプロ/ロードス)、ワンピース/スタイリスト私物

関連書籍

宮田愛萌『宮田愛萌1st写真集『Lilas』』

作家、タレントとして活躍する宮田愛萌さんの1st写真集の発売が決定いたしました。 撮影地は、高校生の頃に短期留学をしたことがあるという常夏のリゾート・セブ島。もう一度セブに行きたい、という宮田さんの希望で、ロケ地を決定しました。 「30歳になる前にきれいな体を残しておきたい」というコンセプトで始まった今作。写真集に向けて約1年をかけてトレーニングを行い、女性らしいメリハリのある体を作り上げました。水着、ランジェリーの撮影も、楽しみながら行っています。また、ジプニーに乗ったり、留学中に食べられなくていつか食べたい!と思っていたというファストフード・ジョリビーを食べたり、お酒を飲んだり……、女性だけのチームだからこその「女子旅感」も感じていただける一冊になりました。 撮影は、女性のありのままの姿を切り取った作品で注目を集めるカメラマン・花盛友里さんが担当。宮田さんの素顔を、余すことなく撮影しています。 【宮田愛萌さんコメント】 せっかくこういうお仕事をしているのだから色々な姿を残しておきたい、と思っていました。それを『あやふやで、不確かな』でも大変お世話になった編集の方と一緒に作ることができて、なんて幸せなのだろうと思います。 私は、あまり自分の体型が好きではなかったのですが、こうしてみなさんと一緒に写真集というものに向けて頑張ってみると、そんなに悪いものではないなと思えました。 撮影の間ずっと楽しくて、楽しすぎてずっとわくわくしていたことが、見てくださったみなさんにも伝わったら嬉しいです。

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宮田愛萌1st写真集 Lilas

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宮田愛萌

1998年⽣まれ、東京都出⾝。2023年アイドル卒業時にデビュー作『きらきらし』を上梓。そのほかの著書に『あやふやで、不確かな』『春、出逢い』『わたしのをとめ』『おいしいはやさしい』などがある。現在は⽂筆家・タレントとして⼩説、エッセイ、短歌などジャンルを問わず活躍。本に関連するトークイベントなどにも出演。

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