生き方
9月の後半に差し掛かる。私の部屋のクローゼットの中から乱雑な夏の残り香を纏うスーツを着て今日も下町のホストクラブへ出勤する。
君からの呼び出しにビクビクしながら、無難な営業を終える。アルコールによってある程度しか制御できない肉体で店舗最果てのソファへ寝転ぶ。まだ片付けられていないテーブルから手を伸ばしてグラスを手に取り、手垢まみれのピッチャーに半分ほど残されている薄い褐色の液体をグラスに勢いよく注ぎ、一気に飲み干す。

歌舞伎町のホストで寿司屋のSHUNが短歌とエッセイで綴る夜の街、夜の生き方。

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