2026年前半の運気【東洋二十四節気 星占い】小池雅章（青山五行）（占術家　「青山五行」創始者）

「春分」や「寒露」など、手帳やカレンダーなどでもよく目にする東洋二十四節気と、星占いをつかさどるホロスコープの運行は、まったく別のもののように思われていますが、実は同じサイクルで動いています。

西洋と東洋の占いをくみあわせた「青山五行」の創始者である著者が、星占いをさらに前半・後半にわけた「東洋二十四節気星占い」によって、2026年前半（1月～6月）の運勢を占います。

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 風の時代と騒がれておりましたが、昨年（2025年）9月より、逆行のため土星と海王星が魚座に、天王星が牡牛座に戻ってしまい、2026年の年明けに風の星座にあるのは冥王星のみとなっております。

元日に逆行している天体は、蟹座の木星と牡牛座の天王星です。

元日現在、

魚座　＝土星・海王星

牡牛座＝天王星

蟹座　＝木星

これら大惑星が、女性星座にて良きバランスを保っておりますので、安定した運気と言って良いでしょう。

木星を除く上記の天体が順行にて元の星座に戻るのは、

土星　＝2月14日に牡羊座

海王星＝1月27日に牡羊座

天王星＝4月26日に双子座

となりますので、再びの男性星座での大惑星の並びは、4月26日を待たなければなりません。

ちなみに木星は6月30日15時あたりで獅子座に入り、こうなると木星、土星、天王星、海王星、冥王星の大惑星全てが男性星座に集合し、様相は大きく異なってきます。ですから2026年1月～6月は、世界が安定から改革へと言った方向に、徐々に舵を切ってゆくといった傾向となるでしょう。

まさに、ここからが本格的な火と風の時代となって行くのです。

2026年前半の全惑星順行期間は、3月22日～5月7日頃までとなります。この期間は物事がスムーズに運ぶといった暗示がありますが、実際にみていると「成るべき事は成り、成らぬべき事は成らぬ」と言った当たり前の事が確認されます。ただし普段よりは、成功の確率が上がると言った傾向も垣間見えます。最後の一味を加える位のつもりで、この期間を有効利用してゆくといった判断が賢いと感じます。

また、ホロスコープ上で特殊な事が1月24日より始まります。この日に火星が水瓶座に入りますと、ホロスコープの円上で、天球の分布としては水瓶座から蟹座までの半球に、月以外の太陽を含む天体全てが偏る事になります。これは金星が獅子座に入る6月13日まで継続します。

特に1月24日は水瓶座にて、太陽、火星、冥王星、水星、金星がかたまりますので、よく言えば復活や修復、悲観的な考えでは紛争などの暗示となります。偏った考えが世界や個人を支配しがちとなりそうですから、充分に気をつける必要のある時です。

個人がどう考えても、その力で世界の動きを変える事は至難であります。しかし、個人の中でもこのような動きは生じますので、参考の一端に資すればと存じます。

そんな2026年前半のあなたの運気は如何に!?

 

 

 

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