本読みのアルパカ内田さんと、幻冬舎作品を誰より愛する営業部のコグマ部長。
2人が、幻冬舎の新刊の中からお気に入りを選んで、おススメしあう、本コーナー!
今月のコグマ部長のおすすめはこちら。
(あわせて、アルパカさんがコグマさんにおススメした作品についても、お楽しみください)
【幻冬舎営業部 コグマ部長から、
アルパカ内田さんへオススメ返し】
清水晴木『未来への人生ノート』
就活や恋、自分探しに悩む4人の大学生の前に
現れたのは、謎めいた就活サポーター・人生先生。
彼との対話を通じて、学生たちは少しずつ
自分の足で“人生”と向き合い始める。
一方こちらは、すべての若者に読んでほしい1冊。前作『17歳のビオトープ』で高校の校務員だった「人生先生」こと平人生(たいらじんせい)。今作では、とある大学で臨時の“就活サポーター”として活躍している。
――純粋で健気な女子学生らしくふるまえている自信がある千佳。しかし平との模擬面接では自分の素を見透かされたのか、アピールがうまく伝わらず、しかも平から“いい人の見分け方”を問われてしまう。以来、ボランティアサークルに出かけても、“ガク
チカ”目的の自分と社会貢献を掲げている同級生との違いを感じたり、バイト先の男との別れ話を通じて自分の内面にも気づいていく……。
お笑い好きの同級生に思いを寄せる一平。自分は落研でもあることから、相手を振り向かせようと腐心しているが、そんな折、平からは“面白い人はどんな人か”と問われ、自分の足りない部分に目を向けることに……。
平は学生たちを時に全肯定し、時には見守りながらもダメ出しをする。そのやり取りを経て、学生たちは改めてそれぞれの力で信じた道を歩んでいく。平は、悩む学生にいつも白紙のノートを差し出す。就活のことでもなんでも好きなことを書けばいいというのだ。学生は、戸惑いつつも自分の思うことを書き連ねていく。
若くしてこの小説に出会えた人がうらやましい。まだまだ白紙の方が圧倒的に多い人生。若者のノートにはこれからどんなことが綴られていくのだろう。
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アルパカ通信 幻冬舎部

元カリスマ書店員で、POP職人でもある、ブックジャーナリストのアルパカ内田さんが、幻冬舎の新刊の中から、「ぜひ売りたい!」作品をピックアップ。
書評とともに、自作の手描きPOPも公開。
幻冬舎営業部のコグマ部長からの「オススメ返し」もお楽しみください!
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