
9月27日、福島県の猪苗代湖畔を舞台にした音楽&アートフェスティバル「オハラ☆ブレイク」が開催!
幻冬舎チームが、伊坂幸太郎さん『マイクロスパイ・アンサンブル』の特設ブースを出展してきました。
会場の雰囲気を少しでも味わっていただきたく、その後日レポートをお届けします。
@gentosha_dc 音楽フェス『オハラ⭐︎ブレイク』にて生まれた物語

伊坂幸太郎と「オハラ☆ブレイク」
イベントの様子をお伝えする前に、伊坂幸太郎さんと「オハラ☆ブレイク」との関係をご紹介。
『マイクロスパイ・アンサンブル』は、2015年から伊坂さんが「オハラ☆ブレイク」に寄稿し続けた短編 「猪苗代湖の話」を一冊にした小説です。会場でしか手に入らなかった7年分の連作短編が、「猪苗代湖でまた会う話」を追加して2025年に満を持して文庫化!
そんな節目ということもあって、幻冬舎は「オハラ☆ブレイク」参加者の皆様に「物語の世界観に浸れる体験」を提供するべく挑みました。

3の奇跡を目撃せよ!
今回のブースで行った企画は下記の4つ。
- 1. 「3」にまつわる奇跡を見つけたグループに、特別景品をプレゼント!
- 2. 小説と「オハラ☆ブレイク」の歴史や、伊坂幸太郎さん直筆メッセージを展示
- 3.サイン入り会場限定帯付き小説の販売
- 4. フォトスポットの提供
特に1は、このブースの目玉企画でした!
『マイクロスパイ・アンサンブル』では「3」という数字が重要です。
私たちが住む世界と、エージェント・ハルトたちが暮らす別世界。2つの世界は「何かが3つそろった時」初めて扉が開き、繋がります。
参加者の方々には、小説内で起きた「3の奇跡」に負けないエピソードを披露いただき、奇跡の度合いに応じた商品をプレゼント。
当日集まった奇跡は例えばこちら。
今日が3回目の「オハラ☆ブレイク」参加です!
宮城県、京都府、広島県(日本三景)の人と一緒に来ました。
三人目の子供がもうすぐ生まれます!
サンダルを履いてきました。
三回目の「オハラ☆ブレイク」の方にはキーホルダー、日本三景の方にはTシャツ、サンダルの方にはステッカーをお渡ししています。

予想以上の大盛況
しかしイベントの途中、いやかなり序盤で思わぬ事態が・・・・・・。予想以上にブースに立ち寄ってくださる方が多く、開場の10時30分から2時間も経たずに用意していた200個のキーホルダーが底をついてしまいました。
さらにはほぼ同じタイミングで、販売していた100冊のサイン本も完売です。
イベントの終演は20時。残り7時間以上もあるのに、手元にあるのはステッカーと数枚のTシャツで、一気にプレゼントの判定が辛口になってしまいました。(会場に来てくださった皆様、本当に失礼いたしました・・・・・・)

大活躍だったフォトスポット
こうしてやることがほとんどなくなってしまい、手持ち無沙汰になったスタッフでしたが、ここでも嬉しい誤算が!
本の世界観で写真が撮れるフォトスポットです。
書籍のカバーで制作した顔出しパネルが好評。顔出しパネルを利用してくれた方には急遽、チェキをプレゼントするという方針転換でピンチを乗り越えました。
制作時は「誰も顔出ししてくれなかったらどうしよう」と不安でしたが、大活躍してくれました!

「オハラ☆ブレイク」は大人の文化祭
とは言っても、サイン本の販売係など当初予定していた仕事がなくなってしまい、多くのスタッフが手持ち無沙汰になってしまったのは事実です。
仕事を失くしたスタッフたちは、イベント会場を自由にさまよい始めました。

ここからは幻冬舎ブースとは関係のない 「オハラ☆ブレイク」の様子も少しだけ紹介します。
「オハラ☆ブレイク」は「大人の文化祭」を目指したイベントで、音楽、舞台、美術、写真、映画、小説、ファッション、食などが楽しめるお祭りです。
数々の出展があり、Tシャツ制作や音楽グッズといったアイテムから、ご当地グルメまで本当に様々でした。
特に幻冬舎チームが気に入ったのが日本酒です。福島の地酒を提供するワンカップは、2杯目以降400円という破格でした!

東北最大級の音楽の祭典
そしてもちろん音楽ステージは最高でした。
今回はT字路sや、清水ミチコさん、The Birthdayといった音楽家の方々が出演。
フェス参加者の人々は、音楽が始まると皆一斉にステージへ。音楽が終われば休み時間の合間に各出店を見学し始めます。
奥田民生さんの演奏が始まった際には、一人を残してスタッフ皆がステージへと向かいました。
夕空に響く「さすらい」は生涯忘れられません。

幻冬舎の反省会
こうして、大満足で「オハラ☆ブレイク」が終了しました!
ただ、ブースを訪れてくれた方々に、プレゼントや書籍をお届けし切れなかったことだけが心残りです・・・・・・。お昼以降にブースに来てくださった方々、申し訳ございませんでした。
次の機会があれば、幻冬舎は今回の反省を生かして、よりたくさんのプレゼントを持参して参加予定です。
運営の皆様、参加者の皆様、本当にありがとうございました!