
人気占い師、真木あかりさんの新刊『2025年下半期 12星座別あなたの運勢』より、各星座の「振り返りと転換」「スポットライトが当たるテーマ」の2項目をご紹介します。
「拡大ののちの変化」「仕上がるテーマ、これからのテーマ」「恋愛運」「仕事運」「金運」「健康運」、そして月ごとの運勢は電子書籍版でお楽しみください。
振り返りと転換──力を尽くしきった「幸運と拡大」の1年
2024年5末から、2025年6月上旬まで、ふたご座は「幸運と拡大の星」と呼ばれる木星が巡る「12年に一度の幸運期」でした。木星は約1年間かけてひとつの星座に巡り、その時期に大きく拡大し、チャンスを呼び込める可能性が高いテーマを指し示してくれます。つまり木星は「1年単位で目指すといい、幸運のツボ」を教えてくれるわけですが、それが自分の星座──つまり「自分」に影響を及ぼすときは、「自分」のあらゆるテーマがクローズアップされます。表に出る機会が増えますし、活躍の場が広がる人もいます。「自分ってこういうキャラ」と思える要素が増える人もいますし、転職や進学、結婚など新たなステージに進む人もいます。「拡大」の意味合いが自分の体に効いて体重が増えたりもしやすい時期なのですが、増やしたかった方にとってはよかったのかなと思います。
「幸運期というか、ただただ忙しいだけだった」という方もいらっしゃるでしょうか。そうした感覚がある方は、今回の占いはぜひ期待して読み進めていただければと思います。そう、多忙さは木星の幸運パワーをしっかり使ってこられた証拠。木星は「拡大」をもたらしますから、あらゆる面でやるべきことが増えに増えて、とても忙しくなるのです。やるべきことに追われる、締切に追われる、いろいろな人から連絡が来まくる──フットワークの軽いふたご座であっても「うへえ」と思いたくなるシーンもありましたよね。まさに「八面六臂の大活躍」と呼ぶにふさわしい日々でした。しかも、特に仕事においては、プレッシャーのわりに期待したような評価をもらえなかったり、今までほどには仲間からのサポートも得にくくなかったりと、空振り感も強まっていたかもしれません。本当に、頑張ってこられましたね。
木星は6月10日、お隣のかに座に移動します。この1年ばかりの忙しい状況が徐々に落ちついていくなかで、空気の変化を感じていくことになります。この夏は特にインパクトが大きいはずなので、ぜひ時期を押さえて活かしていっていただけたらと思います。
スポットライトが当たるテーマ──手応えを実感できる実りの時期
実は、2024年5月末から1年が「確かに幸運期だった」と実感できるのは、2025年6月中旬以降の1年です。目が回るような奮闘の結果、確かに実力がついたと思えるようになったり、かつてのチャレンジが軌道に乗り始めたりと、手応えを実感できるようになるのです。そう、人生において少なからぬ数の幸運が瞬間的ではなく地道な努力の成果として実現するように、木星の幸運というのも、もたらされたその時期においてはピンとこなかったりするのです。時間と労力をかけて錬成したものだけが、本当の幸福へと育っていくんですね。
ここからの1年は、自分自身にスキルがついたことを確実に実感できる日々となります。今まで以上に仕事が進めやすくなった、周囲を説得しやすくなったと感じることが、すでに増えているでしょうか。それは決して「まわりが変わった」のではなく、あなた自身の努力によるものです。自分に自信を持って大丈夫。そして何か挑戦するときは、ここまで築き上げてきた知識やスキルを応用するかたちで作戦を練ると、木星の「拡大」パワーが効きやすいはずです。
スキルはお金につながることも多いので、収入アップが狙える時期でもあります。ただ、ボーッとしていると出ていくお金も増える一方なので、金運が上がる=「お金を活かすことを覚える時期」と思っておくといいでしょう。これは金運のところで詳しく解説します。
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2025年下半期 12星座別あなたの運勢

人気占い師、真木あかりさんの新刊『2025年下半期 12星座別あなたの運勢』より、各星座の「振り返りと転換」「スポットライトが当たるテーマ」の2項目をご紹介します。
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