
生き方
等身大の老いをテーマに日々を綴る、大竹まことさんによるエッセイ。7回目の今回は、愛猫の「染子」の死に思いをはせる内容です。生きとし生けるもの、いつかは死を迎える運命だとわかっていても、身近な人やペットの死に対して、そこはかとない悲しみや喪失感にくれることは、誰しもが経験したことがあるのではないでしょうか? 染子さん、ありがとう。
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家に帰ると飼い猫の背中は、もう冷たくなって、いつものマットにタオルにくるまれていた。首のあたりに手をあてる。身体が硬くなって毛だけがフワフワと指にからむ。
「大竹まこと ゴールデンラジオ!」が長寿番組になるなど、今なおテレビ、ラジオで活躍を続ける大竹まことさん。75歳となった今、何を感じながら、どう日々を生きているのか——等身大の“老い”をつづった、完全書き下ろしの連載エッセイをお楽しみあれ。
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