子どもが小さい頃、毎年海外を長めに旅した。夫婦共に定休も有給もなしのフリーランスで、それだけが子どもたちにしてやれる唯一の贅沢だった。
とはいえ4人の移動は何をするにもお金がかかるので、1円でも安い方法を探す貧乏旅行に徹した。
その頃の癖が骨の髄まで沁みていて、今、友達とふたりで旅行するときも、「日祝前日に行こう」なんて言われると、それだけでひやひやしてしまう。行くならオフシーズン、曜日なら月火がいちばん安いから、もったいなく思ってしまうのだ。
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ある日、逗子へアジフライを食べに ~おとなのこたび~

早朝の喫茶店や、思い立って日帰りで出かけた海のまち、器を求めて少し遠くまで足を延ばした日曜日。「いつも」のちょっと外に出かけることは、人生を豊かにしてくれる。そんな記憶を綴った珠玉の旅エッセイ。
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