社会・教養
それは今年の3月の、とある日に始まった。
その日の仕事は午後からで、私は朝寝を決めていた。
午前9時。ピンポーンと我が家のチャイムが突然鳴った。Amazonも頼んでないし、こんな時間に誰だろう? と思ってる間に、立て続けに三度チャイムが鳴る。
分かった! このせっかちっぷりはお隣のSさんだな。
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山野海の渡世日記
4歳(1969年)から子役としてデビュー後、バイプレーヤーとして生き延びてきた山野海。70年代からの熱き舞台カルチャーを幼心にも全身で受けてきた軌跡と、現在とを綴る。