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「これ」だけ意識すればきれいになる。自律神経美人をつくる126の習慣

2020.07.29 公開 ポスト

20代から50代までの年代別、自律神経美人へのポイント 小林弘幸

「自律神経を整えることこそが、人生を最高に美しく幸せにする鍵」と語る小林弘幸さん。これまで多くのプロスポーツ選手、アーティスト、文化人へ、コンディショニングやパフォーマンスアップのための指導をされてきました。著書『「これ」だけ意識すればきれいになる。』では、そのメソッドが女性のための「心と体の美と健康法」として紹介されています。自律神経美人への道となる126の習慣から、一部をご紹介します。

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20代、30代のポイントは水を飲むことと、一日3食の習慣

ほうっておいても副交感神経が高い20代~30代。でも、その年代にある人も、ぜひ、今から「美しい40代」を迎える準備をしておくことをおすすめします。近年、僕の周りを見渡しても、40代、50代になっても、外見的にも精神的にも年齢を感じさせない、まさに信じられないほど美しく輝いている女性がたくさんいらっしゃいます。ですが、そういう人たちにお聞きすると、案外、特別に高価な化粧品を使っているわけでも、サプリメントを飲んでいるわけでもありません。

では、いったい、何がその違いを生んだのでしょうか?

(写真:iStock.com/Alter_photo)

じつは、その大きなポイントは、やはり、「20代、30代の過ごし方」にありました。20代、30代の頃から、無意識にでも、自律神経を整えるライフスタイルを心がけ、それをきちんと身につけている。それが、女性の美の分かれ道=40歳を過ぎても、副交感神経をガクンと下げず、いつまでも生き生きと美しくいられる理由だったのです。

とはいえ僕は、20代、30代の、まさに仕事盛り、遊び盛りの人たちに、あまり難しいことは言いたくありません。ですから、僕が「これだけは守ってください」とお願いしたいポイントは、2つだけ。(1)とにかくつねに「水」を飲む習慣と、(2)「一日3食とる習慣」を身につけてほしいということだけです。

僕自身も経験がありますが、若いうちは自律神経的にも無理がきくので、つい朝食抜きで仕事に出かけてしまう。そこを、バナナ1本、ヨーグルト一口でもいいから、食べるように意識する。そして、つねにバッグに水を入れておき、一日1~2リットルを目安にこまめに飲む。これだけをやっておけば、自律神経も安定しますし、「どんな40代になれるか?」がまったく違ってくるはずです。

40代のポイントは適度な運動

40代になっても、この本でご紹介したさまざまな方法を、とにかく楽しく続けていただければ、もう大丈夫。今、この瞬間からでも、美しい40代へと変身する、鮮やかなリカバリーショットを打つことができます。

ただ、しいて40代でひとつだけ注意点をあげるとすれば、それは「運動不足」です。副交感神経の働きが下がると代謝が落ちて太りやすくなるので、日頃から、たとえば、できるだけエスカレーターやエレベーターを使わないなど、それだけは、30代の頃以上に意識してください。その意識を持つだけでも、まったく変わってきます。

(写真:iStock.com/Six_Characters)

つまり、40代を美しくする最大のポイントは、「適度な運動」です。でも、それは決して特別に難しい運動を始めてくださいということではありません。時間のあるときに、この本の第5章「運動」でご紹介していることをちょっと意識してやってみたり、それもできなければ、とにかくよく歩くこと。それで大丈夫です。

よく歩くと、全身にバランスよく筋肉がつきます。すると、代謝が上がり、自然に痩せやすい体に変わります。また、動くことで腸への刺激も与えられます。さらに、スムーズなお通じのためにはとても大事な「肛門の括約筋」も鍛えられます。ですから、40代からよく歩く習慣を身につけておくことは、美と健康のためには、本当にいいことばかりなのです。

50代からの美しさの最大のテーマは「怒らない」

ちょっと意外かもしれませんが、50代からのテーマは、「怒らないこと」。これで、みなさんの自律神経は、どんどんよくなります。

(写真:iStock.com/Fly_dragonfly)

僕は、若いうちは少々怒ってもいいと思っています。それが若い人の特権ですし、そこを通ってこなければなかなか「怒らないことのよさ」というのもわからないからです。

でも、50代になったら、いかに物事に対して冷静に客観的にいられるか? つまり、「怒らない」ということが、いつまでも美しい女性でいるための究極のテーマだと思うのです。これまでも述べてきたように、イライラしたり、焦ったり、怒ったりしたときは、交感神経が上がって、血管が収縮し、腸の働きも低下してしまいます。

その結果、血液もドロドロになり、肌のみずみずしさもどんどん失われていきます。このように、怒るということは、美と健康にとって、まさに「百害あって一利なし」。ですから、50代からは特に「怒らないこと」を最大のテーマにしていただきたいのです。

 

そして、その方法としては、「第三者の自分を置く」こと。これは、スピードスケートの金メダリストである清水宏保選手がある対談で言っていたことですが、日頃から「自分の上にもう一人、自分を客観的に見ている第三者の自分を置くトレーニング」をすると、どんなに緊張を強いられる場面でも、すっと冷静になれる、つまり、どんなときでも自律神経がきれいに整った平常心でいられるというのです。

また、それは清水選手だけでなく、男性も女性も、その道で超一流といわれるような人たちに聞くと、みんな、だいたい同じことをやっています。つまり、「意識の中にもう一人の自分=第三者の自分を置く」ということは、物事を成功させる鍵でもあるというわけです。

ですから、50代からの女性は、日々の中で、その「第三者の自分を置く」というトレーニング法を特に意識してはいかがでしょうか?

たとえば、何かに腹が立ったり、イライラしたとき、その光景を見ているもう一人の自分を置く。いってみれば、「アウトサイドセルフ・トレーニング」です。そして、僕はこれこそが、50代からの美と健康と、さらには生き生きと幸せで豊かな人生への、最も美しいリカバリーショットではないかと思っています。

関連書籍

小林弘幸『「これ」だけ意識すればきれいになる。 自律神経美人をつくる126の習慣』

「細胞のすみずみにまで、きれいな血液を流す」。それが、心身ともに健康で美しくなる鍵なのです。そのためには、「自律神経のバランスを、高いレベルで安定させる」こと。「腸」「食」「呼吸」「水」から、「メンタル」「恋愛」「ファッション」まで、日常生活の中で、自律神経を整えて美しくなるシンプルな習慣を伝授する、「きれい」のヒント満載。

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「これ」だけ意識すればきれいになる。自律神経美人をつくる126の習慣

「自律神経を整えることこそが、人生を最高に美しく幸せにする鍵」と語る小林弘幸さん。これまで多くのプロスポーツ選手、アーティスト、文化人へ、コンディショニングやパフォーマンスアップのための指導をされてきました。著書『「これ」だけ意識すればきれいになる。』では、そのメソッドが女性のための「心と体の美と健康法」として紹介されています。自律神経美人への道となる126の習慣から、一部をご紹介します。

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小林弘幸

1960年埼玉県生まれ。順天堂大学医学部教授。日本体育協会公認スポーツドクター。自律神経研究の第一人者として、プロスポーツ選手、アーティスト、文化人へのパフォーマンス向上指導にかかわる。『なぜ、「これ」は健康にいいのか?』『「これ」だけ意識すればきれいになる。自律神経美人をつくる126の習慣』『自律神経を整える「あきらめる」健康法』など、著書多数。

写真 ©Ichiro Kumada

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