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次元上昇日記

2020.01.15 更新 ツイート

2020年1月13日 安コスメ辛酸なめ子

日々瞑想して高次元のエネルギーとつながったと思っても、すぐ日常の雑事に翻弄されてしまうのは自分のカルマのせいでしょうか……。

 

最近はコスメの振り回されていました。最近オープンしたコスメショップで、安いクッションファンデを発見。以前サン・ローランのクッションファンデを使ったことがあり、結構いい感じだったのですがリピ買いするには勇気のいる値段だったので……。でもそのコスメショップで見つけたのは五分の一の価格のクッションファンデで、ついコスパにひかれて購入。
 
次の日の朝実際つけてみました。CCクリームの上に下地を塗ってその上からクッションファンデをパフで軽く叩き塗り。つけた直後はカバーできて全体的にトーンアップした感じで、安いのに優秀だと思いました。でもその感動は長く続きませんでした。
 
四時間後位、お昼にふと鏡を見ました。すると何か違和感が……。朝は全体的になじんでいたアイシャドウの色が濃く浮いている感じで、なぜか顔が生々しい印象を受けました。何かに悩んでいる顔というか、生活に疲れているというか、くすみ感が浮き出てきて、皮脂とともにバランスが崩れた印象です。どうしてこうなったのか違和感を観察すると、ファンデのカバー力が落ちて、肌が地肌っぽくなっているようでした。大人の肌は化粧が中途半端に落ちると一気にやつれた感じになってしまうんですね。
 
その時有楽町にいたのでルミネのメイクアップキッチンにかけこみ、美容液と合体したという良さそうなファンデをためし塗りしていたらバランスを取り戻しました。
 
店員さんにクッションファンデの違和感について相談したら、クッションファンデは実はリキッドファンデに比べて「あまりカバー力がない」「崩れやすい」という点を教えてくれました。そのかわりに、社運をかけた美容液入りのリキッドファンデをすすめられるがままに購入。さらにアイシャドウまで買ってしまいました。
 
店員さんに相談しつつ軽くポイントメイクを足して修正してもらったのでそのお礼も兼ねて……。
 
調べたら、クッションファンデは結構コツがいるようで、薄付きになるのでもともとの肌がいい感じの人には合うかもしれません。ある程度の年齢肌だと、長時間つけて崩れた時が怖くて、プラス5歳肌くらいになっている体感が。そのメーカーのファンデで検索したら「毛穴落ち」というワードが出てきました。
 
大人になってコスメをケチると逆に銭失いになりがちです。先月も竹下通りで買ったアイライナーが、えんぴつの芯が落としてないのにボキボキに折れていて、シャープナーで削って折れるの繰り返しで、折れてないところを探そうとしたら最終的に最後まで削ってなくなってしまいました。切ないです。
 
本当に波動が高い人はノーメイクでもきれいに見えるのだと思いますが……。

 

ところで前回メーガン妃についていろいろ書いていたら批判もあり、人のことを勝手に言わせてもらって失礼しました。メーガン妃について考えるとざわざわするのですが、落ち着いて考えたら、今時代の転換点を体験しているのかもしれないと思いました。王侯貴族に憧れがあったので、ブランド感にダメージを与えるメーガン妃についいろいろ言いたくなってしまったのですが、その王侯貴族の支配の長い歴史が変わろうとしているのかもしれません。メーガン妃や小室さんによって。イギリス王室は問答無用で崇めないといけないという固定観念がありましたが、今回のメーガン妃の乱とアンドリュー王子の破廉恥な事件で内側からぐらついています。そのほころびから大きな亀裂に……。メーガン妃はイギリス連邦の支配の時代を終わらせようとする、長い目で世界史を見たら今後名前を残す存在になっていきそうな……。だいたいイギリス連邦とかいってなんで世界中53カ国がイギリスの女王に忠誠を誓わないとならないのでしょう。佳子の大英帝国の名残だと思いますが、メーガンさんのように自立を目指してもいいかもしれません。

先日占いフェスの会場で体験したAR七福神が楽しすぎて縁起良さそうでした。実際はいないのに画面を見るとそこに七福神が存在しています。

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辛酸なめ子『次元上昇日記 ベストセレクション50』

「次元上昇」とは? それは「アセンション」のこと。 では、「アセンション」とは何か――? 辛酸なめ子さんにとっては、日々、功徳を積んで善行マイレージを貯め、それがある閾値に達すると得られる高い次元のこと。 本書は、そんな次元上昇をめざす一人の女性が、イベント、パーティ、買い物、仕事……と毎日足を運び、霊的な何かが見えたり、癒されたり、反省したり、試行錯誤する抱腹絶倒の記録です。 この世界の次元は一つじゃない――。 よりすぐりのベスト50をお楽しみください。

辛酸なめ子『次元上昇日記』

毎日のようにセレブやスピリチュアルな現場を取材し続け、どうやったら「次元上昇=アセンション」できるのかを考え続け、「小難しい本を読むより、猫を5分間撫でている方が真理に近付ける」と認識、善行というマイレージを貯めることこそが、個人の次元上昇を達成する方法だと気づく。そのおそるべき試行錯誤、抱腹絶倒の日常記録です。

辛酸なめ子『辛酸なめ子の現代社会学』

辛酸なめ子のフィールドワークは、犯人の足取りを追う老獪な刑事のごとし。正体を突き止められまいと足掻く「現代社会」を、軽やかな妄想と味わい深い漫画を駆使して追い詰めていく。モテ、純愛至上主義、スローライフ、KY、萌え……「ブーム」の名で艶やかに仮装した現代の素顔とは? 前人未到の分析でニッポンを丸裸にした圧巻の孤軍奮闘。

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「次元上昇」とは? それは「アセンション」のこと。では、「アセンション」とは何か……。いろいろな意味があるので、ネットを検索してみて下さい。しかし、辛酸なめ子さんにとって、それは日々、功徳を積んで善行マイレージを貯め、それがある閾値に達すると得られる高い次元のこと。この連載は、その善行マイレージを貯め次元上昇をめざす一人の女性の抱腹絶倒、試行錯誤の記録です。

この連載が電子書籍になりました!『次元上昇日記 ベストセレクション50

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辛酸なめ子

東京都生まれ、埼玉育ち。漫画家、コラムニスト。巫女的な感性であらゆる事象を取材しまくる驚異のフィールドワーカーとして知られる。著書は『辛酸なめ子の現代社会学』『次元上昇日記』(幻冬舎)、『女子校育ち』(筑摩書房)、『辛酸なめ子のつぶやきデトックス』(宝島社)、『アイドル処世術』(コア新書)、『絶対霊度』(学研)など多数。

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