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志麻さんちのごはん

2020.01.20 公開 ツイート

伝説の家政婦・志麻さんが伝授!新年会でふるまいたい【スペアリブとレンズ豆の煮込み】 タサン志麻

予約が取れない伝説の家政婦・志麻さんの最新著書『志麻さんちのごはん』より、試し読みをお届けします。志麻さん自らが撮り下ろした写真とともに、“毎日の家ごはん”を日記とともにご紹介。
日々のささやかな出来事を飾らない言葉で綴りながら、レシピには書ききれない料理のポイントやコツも披露してくれています。

*     *     *

大切な友人とのホームパーティの日
「スぺアリブとレンズ豆の煮込み」

「日本で豆といえば大豆や小豆くらいのものだけど、大豆はほとんど食べる機会がないし、小豆は和菓子を食べるときぐらい。フランス料理はレンズ豆、ひよこ豆、白いんげんなど、豆を使った料理も多い。最近ではレンズ豆もスーパーでよく見かけるようになったので、見つけると買ってストックしておく。

今日は友達家族が来るので豆を使った料理を作ろう。子供たちも来るのでやわらかく煮込んだスペアリブとレンズ豆の煮込みがいいかも。レンズ豆はサラダもおいしいけど、玉ねぎやにんじんなどと煮て、ソーセージややわらかく煮込んだお肉と一緒に食べるのもいい。

今日は気取らない集まりなので前菜は簡単に。カラフルなトマトをたっぷり洗って。それだけ? って思う人もいるかもしれないけどおしゃべりしながらつまむのにとてもいい前菜になる。ラディッシュも洗ってバターをつけながらかじったりもする。こんな気楽な前菜でもおいしくて、楽しければいい。」

 

材料( 2 ~ 3 人分)

レンズ豆 200g
玉ねぎ 中½個
にんじん ¼本
ベーコン 2 ~ 3 枚
コンソメ 2 個
スペアリブ 800g
ソーセージ 8 本
タイム 少々
ローリエ 1 枚 あれば
塩、胡椒、砂糖 各適量
オリーブオイル 大さじ1
マスタード お好みの量

作り方

1 スペアリブに砂糖、塩をすりこんでおく。

2 鍋に1 のスペアリブ、しっかりかぶるくらいの水を入れて強火にかけ、沸いてきてアクを取ったら弱火に落としコンソメ1 個、タイム、ローリエを加え、30 ~
45 分煮る。

3 別の鍋にオリーブオイルを入れて小さい角切りにした玉ねぎ、にんじんを入れ、軽く炒めてレンズ豆、しっかりかぶるくらいの水、コンソメを入れて豆がやわらかくなるまで30 分程煮る。途中水が少なくなったら足す。

4 2 のスペアリブがやわらかく煮えたら、ソーセージを入れて火を通し、3 のレンズ豆がやわらかくなったら小さい角切りにしたベーコンを加える。

5 豆の鍋の水分が飛びすぎていたら肉の煮汁を少し加えてのばし、塩、胡椒で味を調えて皿に盛る。

6 スペアリブとソーセージを5 の上に盛り、お好みでマスタードをつけていただく。

 

このほかにも日々の献立のヒントとなる50のレシピを紹介しています。
今日、何作ろう? と毎日悩んでいる方はぜひ『志麻さんちのごはん』を読んでみてください。

関連書籍

タサン志麻『志麻さんちのごはん』

NHK「プロフェッショナル」、日本テレビ「沸騰ワード10」で話題の 伝説の家政婦・志麻さんによる初めての食事日記。 訪れた家庭で本格フレンチなどの作り置きを3時間で15品以上ふるまうことから、 伝説の家政婦としてメディアで注目を集める志麻さん。 そんな志麻さんは毎日、自宅でどんな料理を作って、食べているのか。 志麻さん自らが撮り下ろした写真とともに、日々のささやかな出来事を飾らない言葉で綴りながら レシピには書ききれない料理のポイントやコツを紹介。

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志麻さんちのごはん

NHK「プロフェッショナル」、日本テレビ「沸騰ワード10」で話題の

伝説の家政婦・志麻さんによる初めての食事日記。

訪れた家庭で本格フレンチなどの作り置きを3時間で15品以上作ることから、伝説の家政婦としてメディアで注目を集める志麻さん。

そんな志麻さんは毎日、自宅でどんな料理を作って、食べているのか。

志麻さん自らが撮り下ろした写真とともに、日々のささやかな出来事を飾らない言葉で綴りながらレシピには書ききれない料理のポイントやコツを紹介する一冊。

バックナンバー

タサン志麻

大阪あべの・辻調理師専門学校、同グループ・フランス校を卒業。ミシュランの三ツ星レストランでの研修を修了して帰国後、老舗フレンチレストランなどに15年勤務。2015年にフリーランスの家政婦として独立。各家庭の家族構成や好みに応じた料理が評判を呼び「予約がとれない伝説の家政婦」としてメディアから注目される。NHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」でその仕事ぶりが放映されると、その年の年間最高視聴率を記録。家族の食卓の温かさを、忙しい日本の家族に届けたい一心で日々、料理と向き合い、レシピ監修・講師や食品メーカーのレシピ開発など多方面で活動中。フランス人の夫、2人の息子、2匹の猫と暮らしている。

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