1. Home
  2. 生き方
  3. 前進する日もしない日も
  4. フィンランド 旅の終わりにカフェで考えた

前進する日もしない日も

2019.02.24 更新

フィンランド 旅の終わりにカフェで考えた益田ミリ

もうすぐ旅が終わろうとしている。

ひたすら観光した一週間。スマホに転送されてくる仕事のメールは、一通も開かなかった。東京に戻ってからでも大丈夫なように仕事をしているのである。

フィンランド最後の夜。もう、いらぬ勇気は使わないと決め、好きな惣菜を買ってホテルで食べることに。

惣菜を買ったあと、エスプラナーディ通りの『カフェ エスプラナード』へ。いまのところ、一番好きなカフェだ。通りがよく見え、広々として、クラシックな内装が素敵なんだけど、ドドールのような気軽な雰囲気もある。気兼ねせず、長い時間座っていられそうな。

お気に入りの席が空いていた。ルイボスティーをトレーに乗せ、嬉々として座る。階段わきの、ぽつんと孤立した席。夜だけど、まだ陽は落ちていない。お土産もいろいろ買ったなぁと、振り返る。

 

ここから先は会員限定のコンテンツです

無料!
今すぐ会員登録して続きを読む
会員の方はログインして続きをお楽しみください ログイン

関連キーワード

{ この記事をシェアする }

前進する日もしない日も

仕事の打ち合わせ中、まったく違うことを考えてしまう。ひとり旅に出ても、相変わらず誰とも触れ合わない。無地の傘が欲しいのに、チェックの傘を買ってくる。〈やれやれ〉な大人に仕上がってきたけれど、人生について考えない日はない。そんな日々のアレコレ。

バックナンバー

益田ミリ イラストレーター

1969年大阪府生まれ。イラストレーター。主な著書に漫画「すーちゃん」シリーズ、『週末、森で』『きみの隣りで』『世界は終わらない』『今日の人生』『僕の姉ちゃん』『沢村さん家のこんな毎日』『泣き虫チエ子さん』などがある。またエッセイ『女という生きもの』『47都道府県 女ひとりで行ってみよう』や、絵本『月火水木金銀土日 銀曜日はなにしよう?』(共著)など、ジャンルを超えて活躍する。最新刊は小説『一度だけ』。

この記事を読んだ人へのおすすめ

幻冬舎plusでできること

  • 日々更新する多彩な連載が読める!

    日々更新する
    多彩な連載が読める!

  • 専用アプリなしで電子書籍が読める!

    専用アプリなしで
    電子書籍が読める!

  • おトクなポイントが貯まる・使える!

    おトクなポイントが
    貯まる・使える!

  • 会員限定イベントに参加できる!

    会員限定イベントに
    参加できる!

  • プレゼント抽選に応募できる!

    プレゼント抽選に
    応募できる!

無料!
会員登録はこちらから
無料会員特典について詳しくはこちら
PAGETOP