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神様、福運を招くコツはありますか?

2019.03.15 更新

そのトラブル、もしかすると「神様の抜き打ちテスト」かも?桜井識子

縁起物で運を強くする方法は? 病気には祈祷が効く? 神様はどんな人が好き? 人は死んだらどうなるの? スピリチュアル好きから圧倒的支持を集める桜井識子さんの著書、『神様、福運を招くコツはありますか?』は、こうした「見えない世界」の疑問にズバリ答えてくれる一冊。なんだか最近、うまくいかないな……とお悩みの方、神仏を味方につけて人生を「幸転」させてみませんか? 今回は特別に、本書の一部をみなさんにおすそ分けします。

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あなたも試されている!

心正しくまっすぐに生きていこう、と霊性の大切さに目覚めた人は、その努力に応じて霊格がどんどん磨かれていきます。若い頃に比べると穏やかになったとか、人に施すことが多くなったとか、神社仏閣の聖域に入ると魂が芯から心地よくなるとか、そのような人は多いのではないかと思います。

iStock.com/Javier_Art_Photography

徐々に霊格が上がってくると、不定期で霊格をテストされることがあります。これは頻繁にあるものではありませんが、“天”から抜き打ちテストをされるのです。

そのテストとはどういうものかと言いますと、突発的に何かが起こって、そこでどのように考えるか、どう対処するか、というものです。

なんだ簡単じゃん、と思われるかもしれませんが、意外と難しいのですね、これが。

想像もしていなかったところで、考えられないようなハプニングが起こり、さらにそれが、ヒジョーーーに腹が立つシチュエーションだったりするわけです。

テストとわかっていても、感情に負けて腹を立て「はい、ブー! 今回も失格~」と落第のハンコを押されます。なかなか合格できません(私の場合です)。

私の祖父は怒るということが一切なく、イライラすることさえしない人でした。怒りの感情をどこで手放したのか、すごいと思います。

祖父はお酒が好きでしたから、時々、友人と飲みに行っていました。その日も酒場で友人と飲んでいたところ、偶然居合わせた男性がその輪の中に入ってきました。みんなでワイワイと飲んで盛り上がり、祖父は特にその男性と話が合い、これからも仲良くしよう! と意気投合しました。

翌日、朝の8時に祖父は港へと行きました。その男性と釣りに行く約束をしたからです。祖父は自分の船(手作りです)を持っているので、沖へ出て釣りができます。その話をすると男性が是非行きたい! 連れて行って下さい! となって、では明日一緒に釣りをしましょう、と約束を交わしたのでした。約束の時間は9時でした。

母の一番下の妹である叔母がお昼前に港に行ってみたら、祖父はまだ1人でそこに座っていました。約束した人が来ないと言うのです。

「もうお昼になるよ? 約束って言っても酔ってたから、忘れてるんじゃないの?」と叔母が言うと、「何か用事ができて、遅れているだけかもしれん」と祖父はのんびり海を見ていて、遅れてきた時に自分がいなかったらガッカリするだろうから、もう少し待つ、と帰ろうとしません。

それから叔母は気になって1時間おきに見に行ったそうです。

酔ってたから忘れてるんだよ、と言っても、祖父は「忘れたか~」とは言うものの、もしかしたら来るかもしれないから、もうちょっと待とう、と律儀に約束を守ろうとします。

「お父ちゃんって、おバカ? とその時は思った」と叔母が笑っていましたが、祖父に一切、怒りはなかったそうです。イライラもしていませんでした。

テストに合格した祖父

午後3時を過ぎて、さすがにもう来ないだろう、と祖父は自分でも諦めがついたのか、やっと「帰るか……」と腰を上げたそうです。

iStock.com/IvonneW

約束したのならちゃんと来なさいよ! と叔母はその男性に無性に腹が立ったそうですが、祖父は普段通りの祖父で、怒った素振りはありません。

そこで祖父に聞いたそうです。「お父ちゃん、怒らないの?」と。

すると祖父は、腹を立ててもしょうがない、と穏やかに言い、

神さん、仏さんでも人間に怒ったりせんのに、人間であるワシが怒るわけにはいくまい」と怒らないのは当たり前、という答えだったそうです。

その時に叔母は初めて、この父は偉大な人なのではないか? と思ったそうです。

合格してますね、祖父は。

間違えてはいけないのは、なんでもかんでも腹が立つことがすべてテスト、というわけではないです。日頃から意地悪な上司がムカつく発言をしていて、今日も嫌がらせされたとか、お姑さんがまた嫌味を言ってきたとか、しょっちゅう起こるもの、繰り返し起こるものではないのです。

テストはそんなに長期にわたるものではなく、チャンスもそう多くはもらえません。あっても年に1回といったところでしょうか。年に1回もあればいいほうで、だからこそその機会は貴重なわけです。

「日常的ではない突発的な出来事」で、「非常に腹が立つシチュエーション」だったら、天の霊格テストかもしれない、と考えて冷静になることをおすすめします。

それはつまり、合格させてもらえるチャンスでもあるわけです。合格するとすごく霊格がアップするように思います。がしかし、私がまだ合格しておりませんので、どれくらいアップするのかは不明です。

霊格テストかも? と思っても、感情に支配されてムッカー! と見事に立腹してしまう私は、合格はまだまだ先になりそうです。人格者になるのは、なかなか難しいですね。死ぬまでには合格したいと思います。

桜井識子『神様、福運を招くコツはありますか?』

縁起物で運を強くする方法は? 病気には祈祷が効く? 神様はどんな人が好き? 人は死んだらどうなるの? 祝詞、お稲荷さん、熊手、願掛け、参拝、お墓、成仏……見えない世界のホントのところ。神仏に守られて、人生を幸転させる秘訣が満載。

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神様、福運を招くコツはありますか?

縁起物で運を強くする方法は? 病気には祈祷が効く? 神様はどんな人が好き? 人は死んだらどうなるの? スピリチュアル好きから圧倒的支持を集める桜井識子さんの著書、『神様、福運を招くコツはありますか?』は、こうした「見えない世界」の疑問にズバリ答えてくれる一冊。なんだか最近、うまくいかないな……とお悩みの方、神仏を味方につけて人生を「幸転」させてみませんか? 今回は特別に、本書の一部をみなさんにおすそ分けします。

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桜井識子

神仏研究家、文筆家
1962年広島県生まれ。
霊能者の祖母・審神者の祖父の影響で霊や神仏と深く関わって育つ。1,000以上の神社仏閣を参拝して得た神仏の世界の真理、神社仏閣参拝の恩恵などを広く伝えている。神仏を感知する方法、ご縁・ご加護のもらい方、人生を好転させるアドバイス等を書籍やブログを通して発信中。
最新刊『運玉』(幻冬舎文庫)のほか、『神様、福運を招くコツはありますか?』『神様が教えてくれた金運のはなし』『桜井識子の星座占い』(ともに幻冬舎)、『神仏のなみだ』(ハート出版)、『神様と仏様から聞いた 人生が楽になるコツ』(宝島社)、『聖地・高野山で教えてもらった もっと! 神仏のご縁をもらうコツ』(KADOKAWA)など著書多数。

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