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飲み込めなくてもいいのにね

2018.12.31 公開 ポスト

たまには思い出してほしい加藤拓也


作ったものを捨てられるかという話をした事がある。皆、作る事は色々なきっかけがあって作り始める。自分の中の衝動、他人を見て、誰かに頼まれたから、仕事で、友情で。自分にも色々なきっかけが日々訪れる。頼まれる事もあれあば、どうしようもない衝動に駆られて始める事も多々ある。

何が良いとか偉いとかの話ではない。こちらからお願いをして作ってもらうものがある。色々な擦り合わせをし、目指したい所を目指して作ってもらう。たまに作ってもらったものが違った時、こればかりはしょうがない。そもそも感性が違うし、他人なので。自分の思った通りの物を作ってくれとお願いしているつもりもない。想像を超える良さが出てくるかもしれないから。

ただ、違うものは違うので作り直しをお願いすると、今までの作業時間が無駄だったと言われる。結果作り直してもらう事には変わりないのだけれど、その今までの作業に拘りを持ってどうするんだと思う。

今までの作業時間を観客は評価しないし(する時もあるけどそれは別の話)作業時間を長く使ったから頑張ったんだねとか、短いから頑張ってないのかとかそういう訳でも無くて、過程を見せたい訳でも無くて、見られるのは作品であって、それを作っているんじゃないのかと、都度もやっとする。

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加藤拓也

1993年12月26日生まれ。大阪府出身。脚本家。演出家。監督。 「劇団た組。」主宰。わをん企画 代表。17歳で構成作家を始め、18歳でイタリアへ渡り、映像演出を学ぶ。帰国後、「劇団た組。」を立ち上げ。23歳で三越劇場作演出家の最年少記録を樹立。若手演出家コンクール2017優秀賞受賞。『部活、好きじゃなきゃダメですか?』では初の連続ドラマの脚本を担当。

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