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おつかれ女子のウェルネス手帳

2018.11.29 更新 ツイート

秀島史香「一見無駄な“寄り道”は、好きな自分になれる近道」ウェルネスデザイン研究所


「心から笑ったの、一体いつだっけ」「人で接することがすごくストレス」…。
理由ははっきりしないけど、心が疲れて気分も口角も下がりっぱなしの女性たちに向けて、ウェルネス研究所より毎日をヘルシーに過ごすためのヒントをご紹介します。
今回は、ラジオDJ・秀島史香さんに伺う、ポジティブになれるコミュニケーション術。
心と体にウェルネスを育てていくための133のアイデアを紹介した書籍『おつかれ女子のウェルネス手帳』にも登場いただいています。 ※インタビュー前半はこちら
(インタビュー・文/塚田優子)

ーーラジオでおしゃべりをするというときの“話のネタ”はどのように集めているのですか?

秀島史香さん(以下、秀島):仕事で初めて訪れる場所に行くときは、ちょっと早めに到着して、駅前を散歩してみたりするんですよ。おいしそうな飲食店や素敵な雑貨屋さんを見つけたり、発見できるとなんだかワクワクして気分が上がりますよね。年齢を重ねると、新しいことに出会いにくくなると思うのですが、こんな風に小さな出会いや喜びで日々脳に刺激を与えています。

新鮮なことや偶然の出会いや気づきみたいなことが、おしゃべりの素になるんですよ。そのためには、たまには寄り道や無駄な時間が必要。
最近、路線検索アプリや地図アプリがすごく便利で、効率化ばかりが優先されてしまっていますが、たまには紙の路線図を見ながら目的地に向かってみるとかね。

間違えたり、乗り遅れたりすることで、新しい発見や出会いがあるかもしれない。雰囲気のよさそうな商店街が見えたら途中下車してみるとか。無駄から生まれる出会いが、その人オリジナルの話のネタになるんですよね。その無駄には恋のチャンスがあるかもしれないし!  

ーーえ! 無駄の中に恋のチャンス?

秀島:寄り道や無駄な時間って”出会いの表面積を広げること”につながります。いつもと違う場所に行けば、当たり前ですが、いつもとは違う人がいます。新しい出会いは、決まり切った日常のルーティンから一歩足を踏み出してみないことには始まりません。
毎日自宅と職場の往復で、寄るコンビニも同じで……もしかしたら自分で生活をつまらなくしているのかもしれない。惰性や習慣になっていることが自分の世界を狭めているかもしれない。

ダイレクトに、結果だけもとめて最短で行くのもいいですが、週に1回、週末の少しの時間だけでもいいから、ちょっと違うことや非日常を作ってみると、思ってもない楽しいことや出会いがあるかもしれない。本屋さんで、いつもは行かないジャンルをのぞいてみるとか、それくらいでもいいと思うんです。

ーーなるほど。もしかしたら、毎日ルーティンでやっていることの中に、実は、自分の可能性を狭めているものがあるのかも。

秀島:まわりを思いやれる自分でいるためには、自分を大切にすることや自分の時間をちゃんと確保することが必要だと思うんです。
ただ、人間の持っている時間は有限。“やりたいことのために、何をしないか”ということを書き出してみるといいですよ。意外と毎日の生活の中に“これは必要ないな”とか“これは省略してもいいかも”と思えることがたくさん出てくると思います。

ーー秀島さんは毎日はどんな感じですか?

秀島:早起きをしています。(笑) 自分の静かな時間の確保のために。
夜はだいたい21時30分には子どもと一緒に寝ちゃうので、朝は5時30分に起きて、洗濯をして、自分の身じたくをして、そこから1時間は自分の時間です。
読みたかった本を読むことができるこの時間はとても贅沢な時間で、すごく大切です。その時間があるだけで、すごく幸せになれるんですよ。意のままに出来る時間があると思うと心に余裕ができますよね。1日の中のエアポケットというかクッションになる時間です。

夫がこんなことを言ってました。「10分早く家を出ると、みんなギリギリで急いでるけど、自分にはエキストラタイムが10分あるからすごく余裕がある。そういう気分だと、「どうぞお先に」と人に優しくなれる」と。
これって、人のためにもなるけど、自分にとって良いことなんですよね。だから続けられる。損得で考えたら、自分にメリットがあるからやっていると。まずは自分を大切にすることで、スムーズなコミュニケーションが生まれんですよね。


ーー秀島さんが日々心がけていることは何でしょう?

秀島:詩人の茨木のり子さんの詩で「自分の感受性くらい」というとても好きな作品があるんです。
“自分の不調やうまくいかないことを、他人や社会のせいにするな、自分の感受性くらい自分で守れ”という、とても厳しい内容の詩です。でも、本当にその通りだなぁ、って。
この詩を心に留めて、いつも意識的に新しいことを自分に取り入れるようにしています。

私の職業柄もあると思いますが、いろいろな人と話したり、自分をいろんな場所に運ぶことで、これまで興味のなかったものに興味を持てたり、視点を変えてみることができるんですよね。あえてアウェイな場所へ行ってみたり、普段話さない人に少し話しかけてみると、それが入り口になることも。世の中には、まだまだ自分の知らないおもしろいことが沢山あるはず。人生いろいろありますけど、自分の機嫌は自分で取りながら、やっていきましょう。

 

[PROFILE]
秀島史香 (ひでしま・ふみか) ラジオDJ、ナレーター
1975年神奈川県出身。慶應ニューヨーク学院、慶應義塾大学法学部政治学科卒業、ラジオDJ、TV・CMのナレーション、絵本の読み聞かせ、通訳や字幕翻訳、コラムや音楽レビューといった執筆活動などで活躍中。
Blog
Twitter: @tsubuyakifumika
Instagram: @hideshimafumika

関連書籍

ウェルネスデザイン研究所『おつかれ女子のウェルネス手帳 ココロもカラダも笑顔になれる133の気づき』

毎日の暮らしにハッピー&ラッキーを呼び込む、133の小さな魔法 ココロもカラダも笑顔になっていく、今日から実践できるヒント&アイディア集 仕事でも、プライベートでも心身ともにたくさんのストレスを受けている「おつかれ女子」を救う! 健康でハッピーで前向きに生きていくための小さなヒントやアイディアを12のカテゴリーで133個紹介。

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「心から笑ったの、一体いつだっけ」「人で接することがすごくストレス」・・・。
理由ははっきりしないけど、心が疲れて気分も口角も下がりっぱなしの女性たちに向けて、このコラムでは日々をウェルネスにしていくヒントをご紹介します。
心と体にウェルネスを育てていくための133のアイデアを紹介した書籍『おつかれ女子のウェルネス手帳』も好評発売中!

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ウェルネスデザイン研究所

ファッション&ライフスタイル企業であるマッシュホールディングスが主宰するウェルネスの専門機関。人々の24時間を豊かにし、心身ともにヘルシーでポジティブでいられるアイデアや商品、環境や考え方、社会とのつながり方などを研究、発表、提案しています。

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