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あなたを変える整理術

2018.08.04 更新 ツイート

テレビは居間やダイニングになくていい ~4人家族の2DK(4)村上直子

整理収納アドバイザー、村上直子さんがお家の整理を通じてライフスタイルも変えていく…かもしれないこの連載。教師のAさん、会社員のKさんご夫婦と、こんど小学校に入学する長男のI君、まだ1歳のE君の4人家族のお宅を整理していきます。今回はテレビを中心にモノがあふれたダイニングを整理していきます。

整理前:役割の多いダイニング

ダイニング全体
ダイニング左側

ダイニング右側

テレビ台の下部分。テーブルがあるため引き出しが開けづらくなっています


 子どもの教材や工作、大人が使うパソコンや書類、マンガなどが混在しているダイニング。テレビを中心に、ゲームやDVDを見る娯楽スペースと食事・くつろぎのスペースなど、ダイニングに多くの役割が集中してしまっているため、パソコンや書類などはあるものの、大人の作業がしにくい状態です。

 育児休暇中のAさんが仕事を再開したときのためにも、作業スペースはしっかり確保しておきたいもの。

 今回はテレビを洋室に移動し、各部屋の役割をきちんと決めて動線をつくることでモノを整理し、時間のメリハリもつけられるようにしていきます。

家の中心を、あえて仕事・勉強のスペースに

ダイニング全体
間取り図。各部屋の役割を整理


 テレビとテレビ台を洋室に移動。ゲームやDVD、子どものおもちゃもそちらに集約することで、洋室を娯楽のスペースとし、どこに子どもがいても目の届くダイニングは、食事に加えて大人の仕事と、小学校に入学するI君の勉強のスペースとしました。

 前回のとおり、キッチンにあったラックをダイニングの左手へ移動。コーヒーメーカーや炊飯器、電子レンジもあわせて移動し、食事の準備の一部をダイニングでもできるように。

 テレビのあった中央部分の壁面には大きな鏡を置いておくことで、部屋全体が広く見えます。

 Kさんの趣味である漫画や本は、ダイニング右手の棚にサイズ別に整理して並べています。スペースを限定することで、新しいものを買ったら読まなくなった本を処分する、というサイクルを作るようにします。

 その棚の下のスペースは、I君のランドセルをそのまま置くだけのカンタン収納に。教科書や文房具も近くに配置することで、毎日の登校の準備がしやすくなります。

 

 勉強がしやすいよう教材などもこちらに置いていますが、色がごちゃごちゃしてしまいがちなのでA4サイズのファイルケースに入れて背を向けて収納します。色が統一されてすっきりした印象になりますし、背のほうに何が入っているかを書いておくことで中身がわかり、まとめて取り出せます。

 また、テーブルの高さと収納部分の高さを同じに調整することで、ファイルケースをテーブルに出しやすくしました。こうしておくと子供でもモノを出しやすく、しまうときも簡単です。

 家具を買う際は、棚の位置を変えられるものを選んでおくと、このように柔軟な配置ができるのでおススメです。

 

 ハサミや爪切りなどの小物はすぐ使えるよう、オープンスペースに。透明な小ビンを使って立てておくと探しやすく、すっきりとした印象になります。

 大人の作業もすぐできるよう、ノートパソコンもこちらに置いています(モノに埋もれて使わなくなっていたデスクトップ型のパソコンは思い切って処分しました)。洋室や和室に子どもがいるときも目に入る位置なので、安心です。

ダイニングから見た洋室と和室

 テーブルで死角になっている部分には水のストックやポーションなど、左手のラックにあるコーヒーメーカーや炊飯器で使うものを置きました。

 動線を意識して使うもの同士を近くに置いておくことで、無駄な動きがなくなります。また、引き出しをやめて、小さいものはカゴに入れて、大きいペットボトルはそのまま置いてしまうことで、すぐ前にテーブルがあっても取り出しやすくなります。

*   *   *

次回はパズルのようにモノが詰め込まれた、クローゼットを整理していきます。

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村上直子

銀行勤めの後、インテリア雑貨店に勤務。結婚後はインテリアの仕事から離れるが、自己流で家のインテリアを楽しむ毎日。
マンション暮らしを経て、2010年3月、築28年の木造住宅をほぼ全面リフォーム。
快適で心地よい空間づくりを実践しながら、整理収納アドバイザー1級の資格を取得。
雑誌でインテリアや収納&片付けのアイデアを紹介するほか、現在は個人宅の収納コンサルティングや個人宅の整理収納作業の仕事もこなす。骨格スタイルアドバイザーとして似合う洋服を診断しクローゼット整理を進める提案や、ルームスタイリストとしてインテリアのスタイリング提案も。
ブログでは、訪問した住宅の収納の様子や、自宅の参考例を紹介している。
exciteブログ「kiki*blog」→ http://kiki2008.exblog.jp/

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