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内臓脂肪を最速で落とす

2018.04.10 公開 ポスト

座談会3

たった3日でスーツがラクに! 「ひと駅歩き」はスゴかった奥田昌子

 奥田昌子さんの最新刊『内臓脂肪を最速で落とす 日本人最大の体質的弱点とその克服法』は、肉や炭水化物の正しい摂り方、脂肪に効く食材、効果抜群の有酸素運動などを最新の論文をもとに解説していて、続々重版となる大反響です。
 内臓脂肪の悩みを抱える幻冬舎営業局のアラフィフ男性トリオが、「最速で落とす方法」を奥田さんに直接きいた座談会の模様をお伝えする第3回。アラフィフトリオ、禁断の腹回りがあらわになります。(聞き手・構成:編集部)

前回の記事はこちら

 

〈参加メンバー〉

太田和美(おおた・かずみ) 幻冬舎営業局書店営業担当チーム。49歳。身長169センチ、体重71.2キロ、体脂肪率23.0パーセント、BMI 24.9。「アゴ下、腹回りが気になるようになってきました。最近はとくに階段の上りだけで苦しく感じます。やせて見た目がよくなりたいというより、健康になりたい、数値をよくしたい、と思っています」

白沢慶記(しらさわ・よしき) 幻冬舎営業局書店営業担当チーム。49歳。身長171センチ、体重71キロ、BMI 24.3。「4年ほど前にダイエットを意識して、1ヶ月30万歩&夜のジョギング。効果があって70キロの体重が3ヵ月で62キロに! でも直後に人生初の腎結石になり、走るのをやめたら1年で元どおりに……」

田村尚弘(たむら・なおひろ) 幻冬舎営業局書店営業担当チーム。50歳。身長172センチ、体重98キロ、BMI 33.1。「25年前には62キロというスリムな時代も……。でも実のところ3人の中で一番気にしてないです(笑)」

知っておきたい、腹囲の正しい測り方

――では腹囲計測タイムです。奥田先生に正しい測り方を教えていただきながら、みなさんで測り合いをお願いします。自分ひとりではなかなか正しく測れないですか?

白沢さんに測ってもらう田村さん。

奥田 難しいと思います。横から見てメジャーが水平になっているかを確認する必要があります。本来は下着もなしで測った方がいいです。
 両手をだらんとしてもらって、おへその高さで測ります。測る人は、メジャーが水平に巻かれているか、横から見て確認してください。測られる人は、呼吸はふつうになさっていてください。測る人は、測られる人の呼吸を感じて、息を吐き切ったなというところで数字を読みます

 

太田さんに測ってもらう白沢さん。

〈計測結果〉
白沢:90センチ「(メジャーを見ながら)90センチって、こんなにあるのか……」
太田:91.2センチ → 納得いかないという猛抗議で測り直し → 87センチ
田村:108センチ!

奥田 もちろんちょっとした呼吸のタイミングとか、看護師さんがちょっときつくギュッとやるとか、そういったことでも変動しますから、腹囲はだいたいの目安です。
 アメリカだと一番くびれたところで測るみたいです。おへそより上ですね。

――そうするとメタボの基準が変わりますよね。

結果が不満で再測定中の太田さん。

奥田 変わります。日本人男性だと85センチがメタボの基準ですが、アメリカ人の男性の方は102センチです。日本よりも細いところで測って102センチ。測る位置は違うんだけれども、『内臓脂肪を最速で落とす』に書きましたが、腹囲の基準値の決め方は、お腹のCTスキャンで見たときに画像内の内臓脂肪が100平方センチになるところなんです。
 測る場所が多少違うと言っても、日本人だと腹囲85センチの人が、アメリカ人の腹囲102センチの男性と内臓脂肪が同じになる、それだけ欧米人は内臓脂肪が少ないっていうことなんだと思います。

1日3000歩多く歩くためにどんな工夫が有効か

――みなさんには今日まで約2週間、本書で提唱している「いつもより1日3000歩多く歩く」を目標にしていただきました。やってみてどうだったか、達成のためにどんな工夫をなさったか、教えてください。

太田 3000歩っていうのは朝晩で言うと1500歩ずつだから、そんなにストレスはなかったです。ただやっぱり寒い時期だと、「ひと駅歩いて帰ろう」という気持ちにはなかなかなりづらいと思いました。

奥田 それでも歩くには、どうしたらいいですか?

太田 もう強制的にやるしかないと思うんですよ。「時間がある、じゃあちょっと15分歩いてこよう」というのはなかなか難しいと思いますので、もう強制的にひと駅降りるとか。もしくは会社のすぐそばに北参道駅がありますけど、ひとつ隣の新宿三丁目の駅まで歩くとかですよね。

奥田 やっぱり歩数計はあって数字が目に見えたほうがいいですよね?

太田 そうですね。僕の場合はスマホについている歩数計でカウントしました。

奥田 今日はこれだけ歩いているから、あともうちょっとだな、とか。

太田 そうですね。歩いていないにしても、「今日は運動していないな」っていうのがわかるので、そういう意味ではよかったと思います。

奥田 食事日記と同じく「記録」が大事だということにつながるお話ですね。

電車で立っているのがつらくなくなった

奥田 白沢さまはいかがですか?

アラフィフトリオの話を聞く奥田先生。

白沢 僕は家から駅までいつもバスで通勤しているんですけど、そこを歩くと、今回測ったら片道2000歩だったんです。だから行き帰りを歩こうと思って、歩いていました。僕も携帯の歩数計です。まだやり始めて間もないので、体の変化はそこまで実感していないんですけど、電車で立っていても前ほどつらくなくなったかなという気がします。

奥田 歩いて行くこと自体はつらくはないですか?

白沢 あ、それはつらくないです。太田も言っていましたけど、半分強制的にやることによって、いいきっかけになった気がします。ちょっと振り返ってみると僕は5年ぐらい前にダイエットをしようと思ったことがあって、その時に歩数も気にして歩いていたんです。1番減った時は1ヶ月に35万歩ぐらい歩いていたんです。

奥田 ああ、それはすごいですね。

白沢 今にして思うとそれがよかったのかなと。趣味のテニスではあんまりダイエット効果が感じられなくて、ジョギングや歩くことは逆にスパッと効果が出たんで、運動によるダイエット効果の違いがやっぱりすごくあるのかなと思いました。

――歩くのは少し速めの速度だったんですか?

白沢 速度はあんまり意識してなかったんだけど、腹式呼吸して歩くようにしていた。お腹をすぼめて、それで歩くようにしていた。最近は面倒くさくなってやってないんだけど(笑)。

――奥田先生、腹式呼吸をしながら歩くといいですか?

奥田 うーん……(笑)。それで直接的に内臓脂肪が取れるってことはないんですけれども、運動の強度が上がるというのはあると思います。やっぱり筋肉を緊張させながらということなので、多少なりとも消費カロリーは増えると思います。

白沢 あと、当時はジョギングする前と後に、ストレッチを20分ずつやってたんです。

奥田 すごいですね。

白沢 『内臓脂肪を最速で落とす』を読んでいて、「あ、あれがよかったのかな」と思いました。体をあたためてからジョギングしてたから。ジョギングする時間は10分とか15分でそんなに長くなかったので、今思うとストレッチをやっていたから効果が出たのかなと。

奥田 非常に効果的なやり方ですよね。水分をとりながら続けていただきたいです。

白沢 そこが最大のあやまちでした(笑)。

2,3日でスーツのお腹周りがラクになった

奥田 田村さまはどうですか?

田村 始めた2日目、3日目ぐらいに、お腹周りがなんかラクになったような気がするな~っていうのを感じました。
 僕は通勤するとき、家から駅まではバスなのですが、夜はバスがなくなるので歩いてるんですけど、3000歩増やすためにさらに違う駅から歩いて帰ることにしたんです。「今までよりもっと歩かなくちゃいけないのか」なんて思ってたんですけど、嫌々ながらもやってみて3日目、4日目となるにつれて体がラクになり、「あ、やっぱりけっこう効果あるんだな」と思いました
 ただそんなとき、この3人が一緒の宴会があって、そのままダメな土日を過ごした後、月曜日に体がつらくて、元に戻っちゃったなぁと思って。それで逆に歩いたことによる効果がわかったというか、実体験として感じられたという気がします。

奥田 違う駅を使うと、いつもよりどのぐらい多くの歩数を歩くことになりますか? 時間でもいいんですけれど。

田村 時間で言うと10分ちょっと遠くなります。普段でも22,3分歩いているので。

――じゃあ30分以上歩いて帰ることになるわけですね!?

田村 そうです。すごい遠回りなんで。

太田 ええ~! すごいですね、田村さん。そしたら十分だよね。

奥田 そう思います。それを続けられるだけでも相当いいですよね。やっぱり歩くのは基本という気がいたします。夏もうまく工夫して歩いていただけると、いいかなと思います。
 

 

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内臓脂肪を最速で落とす

2018年1月発売『内臓脂肪を最速で落とす 日本人最大の体質的弱点とその克服法』の最新情報をお知らせします。

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奥田昌子

京都大学大学院医学研究科修了。内科医。京都大学博士(医学)。愛知県出身。博士課程にて基礎研究に従事。生命とは何か、健康とは何かを考えるなかで予防医学の理念にひかれ、健診ならびに人間ドック実施機関で30万人近くの診察にあたる。航空会社産業医を兼務。著書に最新刊『血圧を最速で下げる』のほか、10万部を突破した『内臓脂肪を最速で落とす』や、胃腸を最速で強くする欧米人とはこんなに違った 日本人の「体質」』『日本人の病気と食の歴史などがある。

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