大阪大学医学部医学科卒業。大阪大学大学院医学系研究科特任教授、千里金蘭大学看護学部教授を歴任。専門領域は消化器(肝胆膵)外科で、特に膵臓外科、膵臓移植。臓器の移植に関する法律(1997年)施行後、2000年に本邦一例目の膵腎同時移植を大阪大学病院で実施し、これまでに70例の膵臓移植を経験。また、2013年には遺伝性膵炎に対して、慢性膵炎による膵臓摘出術後の残膵から膵島を分離・移植した、同疾患に対する本邦初の自家膵島移植を実施した。2005年から現行医療に補完代替医療の各種手法・手技を併用して、QOL(生活の質)のさらなる向上を目指す統合医療にも臨床試験を通じて取り組んでいる。現在、大阪がん循環器病予防センター所長・理事長。