1. Home
  2. 暮らし術
  3. 老人一年生
  4. 腰痛治療でボルトを入れられてしまった40...

老人一年生

2017.07.02 公開 ツイート

第5回

腰痛治療でボルトを入れられてしまった40代中年女性の話 副島隆彦

老いるとはどういうことか。5つの老人病(痛風、前立腺肥大、高血圧、頸痛(けいつう)・腰痛、慢性気管支炎)に次々襲われた著者64歳の体験記。著者は痛みにどう対処したのか。余計な手術ばかりする整形外科医と、長生き推奨医の罪も糾弾する痛快エッセイ。――『老人一年生』(副島隆彦著)

 

 

 脊柱管狭窄症(せきちゅうかんきょうさくしょう)の方も、簡単に言えば、周りの骨からはみ出てきた軟骨と髄核(ずいかく)が、年をとって経年(けいねん)劣化によって、はみ出してヘルニアとなり、これが神経を圧迫して腰が痛み、ひどい場合は激痛になるのだと思う。

 私は医者ではないので、言葉遣いは不正確だが、「椎間板(ついかんばん)ヘルニア」とか「脊柱管狭窄症」と呼ばれるものは、ほぼこういうことだ。

 

 腰痛治療でボルトを入れられてしまった中年女性の話

 ここに腰にボルトを入れられてしまった、ある中年女性(まだ40代)のレントゲン写真を載せる。本人の許可をもらっている。なんと無惨な映像だろう。

ここから先は会員限定のコンテンツです

無料!
今すぐ会員登録して続きを読む
会員の方はログインして続きをお楽しみください ログイン

{ この記事をシェアする }

老人一年生

5つの老人病(痛風、前立腺肥大、高血圧、頸痛・腰痛、慢性気管支炎)に次々襲われた著者・64歳の体験記。老化のぼやきと、骨身にしみた真実を明らかにする痛快エッセイ。

バックナンバー

副島隆彦

評論家。副島国家戦略研究所(SNSI)主宰。1953年、福岡県生まれ。早稲田大学法学部卒業。外資系銀行員、予備校教師、常葉学園大学教授等を歴任。「日本属国論」とアメリカ政治研究を柱に、日本が採るべき自立の国家戦略を提起、精力的に執筆・講演活動を続けている。『老人一年生』(幻冬舎)、『属国・日本論』(五月書房)、『世界権力者 人物図鑑』『トランプ暴落前夜』(ともに祥伝社)、『日本人が知らない真実の世界史』(日本文芸社)など著書多数。

この記事を読んだ人へのおすすめ

幻冬舎plusでできること

  • 日々更新する多彩な連載が読める!

    日々更新する
    多彩な連載が読める!

  • 専用アプリなしで電子書籍が読める!

    専用アプリなしで
    電子書籍が読める!

  • おトクなポイントが貯まる・使える!

    おトクなポイントが
    貯まる・使える!

  • 会員限定イベントに参加できる!

    会員限定イベントに
    参加できる!

  • プレゼント抽選に応募できる!

    プレゼント抽選に
    応募できる!

無料!
会員登録はこちらから
無料会員特典について詳しくはこちら
PAGETOP