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自律神経を整える「言い方」のコツ

2016.04.02 更新 ツイート

【再掲】今すぐ実践!ビジネスシーンに役立つ5の「言い方」

コツその(1) ゆっくり話す小林弘幸

 自律神経研究の第一人者、順天堂大学医学部教授・小林弘幸先生の『自律神経を整える 人生で一番役に立つ「言い方」』より、フレッシュマンシーズンに向けて、ビジネスパフォーマンスが劇的にアップする「言い方」のコツを5回に渡ってご紹介します。

 今までの「言い方」を、少し意識して変えるだけで自律神経のバランスを整え、空気をも変えてしまうコツ。今すぐ使える簡単なものばかりなので、ぜひ試してみてください。

 

★★★

 まず、最も大切なポイントは、ゆっくり話すということです。ゆっくり話すということは、しっかり呼吸をしながら話ができるということです。

 昔から、呼吸が健康と関わっていることはよく知られており、昨今も、さまざまな呼吸法が流行しています。しかし、なぜ呼吸が健康につながるのか医学的には説明できていませんでした。ところが近年、それを証明できる機械が開発されたのです。

 その機械は、末梢血管の血流量を数字で表示できる画期的なものです。そして、この機械を使って、呼吸を止めた際、末梢神経の血流量がどうなっているかを調べたところ、瞬時に血液が流れにくくなっていることが判明しました。つまり、呼吸が浅くなると血流が悪くなり、反対に呼吸が深くなると血流がよくなるのです。 

 ゆっくり話し、呼吸が深くなることによって、良質な血液を体のすみずみまで行きわたらせることができます。その結果、脳や筋肉の細胞一つひとつまで酸素と栄養が供給されるので、頭と体がいきいきとよみがえり、パフォーマンスが上がります。

 反対に、早口な言い方では、呼吸をきちんとすることができません。浅く速い呼吸は、交感神経の働きを高めます。瞬間的には、やる気を上げることはできますが、それが長く続くと血管が収縮し、血流が悪くなり、パフォーマンスが下がってしまいます。そのうえ、話を聞いている相手の副交感神経まで下げてしまうのです。あなたが早口でまくしたてると、チーム全員のパフォーマンスを下げることになるのです。それはチームの一員であるあなたにとっても、デメリットでしかありません。

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小林弘幸『自律神経を整える 人生で一番役に立つ「言い方」』

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自律神経を整える「言い方」のコツ

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小林弘幸

1960年埼玉県生まれ。順天堂大学医学部教授。日本体育協会公認スポーツドクター。自律神経研究の第一人者として、プロスポーツ選手、アーティスト、文化人へのパフォーマンス向上指導にかかわる。『なぜ、「これ」は健康にいいのか?』『「これ」だけ意識すればきれいになる。自律神経美人をつくる126の習慣』『自律神経を整える「あきらめる」健康法』など、著書多数。

写真 ©Ichiro Kumada

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