満員電車で下敷きになって大怪我をしたものの、誰にも責任を問えず、一人で抱え込むことになり…でも諦めずに弁護士探しを始めて奮闘するーーという日々をマンガ化した本連載。
この連載が、書籍になります!発売は9月3日。タイトルは『満員電車で下敷きになりました』。
発売にあたり、著者のゆにこさんから、どんな気持ちでこの体験を漫画にしたのかを綴ったメッセージが届きましたので、ぜひお読みください!

* * *
正直、救急車で運ばれて「手術! 入院2か月! 1年後再手術!」と言われたとき、私としては「寝たきりにならなかっただけでも、よかったと思わなくっちゃ」という気持ちでした。
なんなら生まれて初めての入院を楽しんですらいた私……。日々の驚きや気づきを落書きついでにSNSに投稿していたところから、すべてが始まりました。
「電車に乗って通学する子どもに読ませる!」
「夫にすぐ伝えたよ!」
「東京に行く子どもたちにも読ませなくちゃ」
という声から
「え~! そんな対応しかしてくれないの?!」
「鉄道会社に過失はないなんて……もどかしい」
「泣き寝入りするしかないの?」
そんな言葉を多数いただいて、中には鉄道会社に勤める同級生から
「駅員さんの研修に使っていい?」
という連絡までもらうようになり、私の意識が少しずつ変わっていきました。それでも
「声をあげたところで、怪我した左ひざが元に戻るわけでもないしなあ」
と思ってました。でも、幻冬舎の編集者さんから
「これは誰にでも起こりうる危険。漫画を描いてみない?」
と提案を受けたとき、ジワジワ、ゆにこの絵筆で何かできるならと、変わっていったんです。
当時、私はスマホも見ず、ちゃんと手すりにつかまっていたけれど、すっかり安心しきっていました。
まさか一瞬にして、発車してすぐの急停車で
「人が圧迫死するって、こういうことなんだ」
と今でもよみがえる、あんな体験をするなんて思ってもみませんでした。でもこれは、フェスでも、花火大会でも、満員でなくても、起こりうる。
そして、そんな私の実体験の漫画を読んでくれている友人・知人たちの「危機管理能力」も、確実にあがっていたんです。
「この前、電車に乗っていたら急ブレーキがあって、ゆにのこと思い出して、すぐ手すりにつかまったよ!」
とか、
「ゆに、昨日の朝、電車が急停止したんだけど、○○線の社内アナウンスはすばらしかったよ」
なんて話をもらうたび、
一人でも多くの人に「知っててよかった」と思ってもらえるなら、がんばりたいなと思ったわけです。まさか調停に立ち上がることになるなんて思ってもみなかったですけどネ。
……と話が長くなっちゃう。でも、知ってほしい!
ということで、ぜひ本書を手に取っていただけると嬉しいです。
ーーーゆにこ
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ZOOM会と、イベントのおしらせ
なんなら、ゆにこの生の声を聞いてもらっちゃおうかな! と思い立ちまして
直前で恐縮ですが、8/30~9/5までの1週間!
「ここだけの話」だらけのZOOM会(4回やります!)と、もはや私がみんなに会いたいのでやります「トークショー&サイン会」
無名ゆにこ、全部じぶん企画でがんばりますので(汗)どれかに遊びにいらして頂けたら嬉しいです!
ぜひ遊びに、冷やかしに来てください。詳細はこちら

満員電車で下敷きになりました

発車直後の急停止で男性が倒れ込んできて、膝の骨が陥没。それなのに駅員さんも警察官も、まさかの“何もしてくれない”!? 気づけば、初めての救急車・入院・手術・車椅子・リハビリ・再手術……と「初めて」がラッシュ! これって泣き寝入りするしかないの? ――泣いて笑って怒って凹んで感謝して。七転八倒しながら調停に立ち上がるまでの奮闘記。誰にでも起こりうる“すぐ隣にあるキケン”を、自らの実体験をもとにマンガ化したノンフィクションコミックエッセイ。このたび書籍化されました!











