四季折々の暮らしに欠かせない歳時記。昔から伝わる、季節の行事にあわせた暮らし方には日々の健康や開運・幸せになる知恵がたくさんつまっています。
そしてこれはあまり知られていないことですが、歳時記のもととなる二十四節気と、星占いをつかさどるホロスコープの運行には密接な関係があるのです。
本連載では、6月21日から始まる「夏至」の時期の過ごし方について、12星座を前半・後半にわけた「東洋二十四節気星占い」でアドバイスします。
* * *
初候 6月21日~6月25日 乃東枯(なつかれくさ かるる)
次候 6月26日~7月 1日 菖蒲華(あやめ はなさく)
末候 7月 2日~7月 6日 半夏生(はんげ しょうず)
6月21日、太陽が蟹座に入り、この時から約2週間を東洋二十四節気では「夏至」と称します。
ここから12月の冬至まで、日の長さは徐々に短くなってゆくという陰遁の時期に入ります。この期間は気分的には真夏に向かうと言った感が殆どを占めますが、季節は徐々に冬へと向かう境なのです。実際にもここから8月末くらいまでが夏の盛りです。しかし8月7日には、はやくも立秋となってしまいます。
季節の移り変わりもそうですが、人の旬も全くそれと同じ、まだまだと思っていても、若ければ若いなりに容色の変容なども気付かぬうちに進んでいるのかもしれません。

約2500年前、あの孔子が生きた時代。衛という国の王様である「霊公」は男色の気もあり、弥子瑕という美少年を愛した。ある時、弥子瑕は霊公のお供で桃園を散歩した。手折った桃を食べたところ、とても美味しかったので、食べかけの桃を霊公に食べさせた。これは不敬と周囲が責めても、霊公は「私の事を好きだから、桃の美味さを私に与えたのだ」と許した。
またある時は、弥子瑕は親が急病になったと聞き、霊公専用の馬車を勝手に使い、見舞いに行った。
王様の馬車を使った者は重い刑に処せられるところ、霊公は「親孝行なのだ。親を思うあまり刑の重さを厭わなかった」とこちらも弁護した。
しかしやがて数年たち、弥子瑕の容色が衰え、色香に翳りが生じて寵愛が薄らいでくると、霊公は「この者は罪人だ。余った桃を食らわし、勝手に馬車に乗った」として弥子瑕を処刑してしまった。
これについては、人の庇護の下で生きるのはとても難しいと言う事や、上の者の感情には常に敏感でなければいけないなどなどと、処世の教訓とされる解釈もありますが、もっと簡単に、読んでそのまま、容色が衰えれば寵愛は薄れる、と言う事でも良いのではないでしょうか。
夏至は夏の始まりではなく、夏に至って気は陰に転じる時。
夏が盛りと思う頃には、すでに冬に向かっている。
物事を成し遂げた時には、衰えが始まると言う現実。
旬と感じる頃には、旬はすでに遠のいているのかもしれません。
それでも若さの美しさのみが人生の旬ではありません。
円熟の旬もあれば、老境の旬などもありそうです。
そして人生は、たとえ旬の時期が過ぎ去ったとしても、またそれなりに味わい深いものでありましょう。

二十四節気星占いでみる、6月21日~7月6日の運勢

牡羊座前半生まれ=春分生まれ
これまでは何となく逡巡といった雰囲気が漂う場面が多かったようですが、ここからはそのようなシーンは殆ど影を潜めそうです。6月いっぱいはその転換の期間であり、7月に入ると急に視界が開けたり、進みたい方向が実際に現れてきたりする運気に入ってきます。このあたりから人生は良き方向に急展開を見せて行くでしょう。多くの可能性があなたの前に開かれ、素晴らしい7月となりそうです。30日の満月あたりが、ちょうどその切り替えのタイミングであります。

牡羊座後半生まれ=清明生まれ
6月中は何かと住まいや家族に関しての出費も多いようですが、7月に入ったとたんに、そのような傾向は収まって行くでしょう。楽しい事も多く、趣味の事などにも新たな展開が始まりそうです。特に恋愛に関しては、7月中旬までは恵まれた時となります。ここでは長期的な関係性を目指すべきです。一過性の情熱ではなく、将来を考えた関係を模索する事が出来ますから、5年先10年先を見据えたビジョンで接してゆくと良いでしょう。相手の立場になって考える事が、結局はあなたご自身のためになるのです。

牡牛座前半生まれ=穀雨生まれ
7月に入ると運気は大きく変動を開始してゆきます。まずは金銭面。あなたにしては珍しく衝動買い傾向が高まりそうです。ご自身の気に入った調度品に囲まれて暮らす事があなたの理想とするところですが、その傾向が相当な高みに入って、気に入ったものを次々と手に入れそうな気配なのです。その事自体は悪いわけではありません。ただ物事には程々が肝要です。経済観念のしっかりしたあなたですから度は越えないはずですが、やはり少しは冷静な目で、後々を考えての配分が必要です。

牡牛座後半生まれ=立夏生まれ
6月いっぱいは行動力に溢れておりますので、家の中の片付けや改装などにも適した時となります。7月に入ると状況は一変、プライベートな時間を楽しもうとする気持ちが優勢となり、一人で家の中でくつろいでいたいといった気分が先行してゆくようです。たまにはそのような時間も必要ですから、6月中にその環境づくりをしておくと良いでしょう。仕事の段取りも6月に集中させて、7月前半は極力、自由な時間を作る事が大切なようです。

双子座前半生まれ=小満生まれ
6月中は人間関係にも良きバランスがとれ、仕事も付き合いも順調な時となりそうです。7月に入ると状況は一変、と言っても悪くなるわけではなく、更に良き段階に入って行きます。これはあなたの行動力が最大になり、活動範囲も大きくなると言った暗示が強くなるからです。周囲の人との関係はいちだんと広がりを見せ、身内から仕事関係に至るまで、多くの人との深いつながりが形成されてゆく事になります。30日の満月あたりからは付き合いのためのお金もかかりますが、これは必要経費と考えて、おおらかにまいりましょう。

双子座後半生まれ=芒種生まれ
ここ約1年間継続していた経済的な好運気が、6月30日にフェードアウトという事になります。ただし悪くなると言うわけではないので心配はご無用。現実的で実際的な活動が出来るといった期間に入るのだと考えましょう。夢見がちな状況から現実路線に立ち返るという事は、大きな失敗の可能性も消えて行くという意味であります。ここではあなたの頭脳は研ぎ澄まされていて、実現可能な計画をたてるには良きタイミングですから、まさに夢からさめる7月となりそうです。

蟹座前半生まれ=夏至生まれ
まさにあなたの誕生日ウィークス、活動力が高まって行く時ですが、誰しも誕生日前の数週は運気の変わり目と言われておりますので、行動には注意を要します。何かのチャレンジなどは誕生日を過ぎてからのほうが良さそうです。もし変えられない予定ならば謙虚な姿勢、無理をしない行動が必須となります。そしてこの期間を通しての暗示は、社会的な評価を求めすぎないと言った事です。評判を気にしていては、やりたい事に規制をかけてしまう事になりますから、ご自身の気の向くように行動して行く事が一番の時となります。

蟹座後半生まれ=小暑生まれ
可能性が大きく開かれていた約1年が6月末で終了となります。これは一見悪い事のようですが、そうではありません。これまでは選択肢がありすぎて、選ぶにもなかなか限定が難しい、それでどれにも集中してゆく事ができなかったと言う暗示だったのです。ここからは、的が絞られて実際的な行動ができるようになります。幸い、金運にも恵まれる期間で、良きスタートが暗示されています。考え方もしっかりとしてきますので、新たな一歩を踏み出すには絶好のタイミングとなっております。

獅子座前半生まれ=大暑生まれ
大きな可能性が広がる時が始まります。7月に入ると、あなたの日常に変化が起こってきます。色々な話が舞い込んで来るのです。これはここから約半年間は続く暗示ですので、必要な事はよく吟味してから話に乗りましょう。良い話が殆どでしょうが、中には詐欺まがいのものも混ざる懸念はあります。上手い話を信じやすい時期でもありますので、周囲と相談してから一枚かむといった段取りも必要かと思われます。仕事、経済以外でも大きく人間関係が広がり、こちらも玉石混交ですので、人を見る目を養う良き機会でもあります。

獅子座後半生まれ=立秋生まれ
あなたの魅力が更にアップする期間となります。6月中はそれがもとで、良すぎて悪いと言った暗示も潜在します。つまり、モテすぎてかえって悪い噂が立ってしまうと言ったような事も考えられるのです。その後7月に入るとそれも収まり、運気は穏やかになります。このような時こそ休息の時間をたっぷりと取る事が大切です。あなたは活動していなくとも存在感がありますので、充分に周囲に影響を与える事ができます。ここは熟慮する時間をもって、近未来のビジョンを描いて行く時です。

乙女座前半生まれ=処暑生まれ
仕事の評価が急上昇と言った時が始まります。多少のハードワークとはなりますが、やればやるほどあなたの評判は上がってゆきそうです。これは7月になると更に顕著な傾向となります。あなたの知らないところでの評価も上がりますので、今後のステータスの上昇にも良き影響を持ちます。ここではプライベートよりも公的な面を大事にしてゆきましょう。周囲からどのように見えるかに気を配って正解です。周りの人々は、結果よりも行動を重く見る時期ですから、あなたの仕事ぶりに応じた適正な評価は得られるはずです。

乙女座後半生まれ=白露生まれ
やるべき事は6月中にやっておきましょう。6月は大きなエネルギーに満たされておりますので、ここで集中的に物事を片付けてしまいましょう。人付き合いも同様で、多くの人と会って関係性を深化させてゆく事も出来ます。7月に入ると、人知れず幸せを楽しみたいといったプライベートな方向に目が行きそうなので、6月中が良いのです。そして7月にはこれと言ってあなたを縛るものがありませんから、自由な行動が出来ます。個人の楽しみを追求して過ごす事が一番のようです。

天秤座前半生まれ=秋分生まれ
6月中もなかなかの好運期ですが、7月に入ると更にそれは加速します。あなたご自身のエネルギーも急速に高まって行きますので、行動せずにはいられないくらいの状態になります。まずは人付き合いに賑わいが出てきて、多くの人との関わりも生まれるでしょう。対人関係や恋愛関係、仕事の関係、相棒的存在のどれもが活性化するので、人間関係における交通整理に翻弄されてしまいそうです。これらは後の幸運につながる事が殆どですから、できる限りの事をして行く事が大切であります。

天秤座後半生まれ=寒露生まれ
6月いっぱいは周囲からの力添えなどもあって、あなたの評価が高値安定を維持してゆきます。7月になってそれが崩れると言う事ではなく、安定を維持する作業、つまりこれまでの仕事上の人間関係を大切にするといった形に戻ってゆきます。穏やかで安らげる期間となりそうですから、日常を楽しんで過ごせるはずです。7月中盤からは対人関係、パートナーシップの安定と言った事が強く暗示されていますので、大切な人や配偶者との関係の更なる深化が始まるでしょう。

蠍座前半生まれ=霜降生まれ
これまで培ってきた事や学んできた事が、6月いっぱいで満了する形となりそうです。そして7月からは、それらを実際の仕事や行動に当てはめてゆくといった期間が始まります。特にあなたの存在感が急速に高まって、注目が集まりますから、周囲を意識した言動も必要になります。これまでのようにプライベートに重きを置いてばかりではいられないようです。仕事においても私的な行動においても、常に周りに気配りしながら行動する事が必須となって行きます。

蠍座後半生まれ=立冬生まれ
6月いっぱいは対人関係にて、さざ波が立つ事もあるかもしれません。しかし7月に入ると同時にそれらは解消に向かうようです。全く問題がないというわけではありませんが、障害と言う程の事は消えて行きそうです。7月はあなたの注目度が良き意味で高まってきます。中盤に入ると仕事などでの功績も認められるようになり、運気の流れが整ってきそうです。ただここでは、経済的な心配については杞憂に終わる事が多いでしょうが、投機などは手控えたほうが良いでしょう。結果が良い悪いではなく、心に負荷がかかりすぎるようなのです。

射手座前半生まれ=小雪生まれ
好調な運気が7月に入ると更に上昇します。人間関係全般に忙しさが増して、対人関係や恋愛関係にもそれは波及してゆきます。あなたに大きなエネルギーが流れ込む事により活動力も高まりますので、色々な付き合いも難なくこなせるでしょう。30日の満月ではあなたの金銭感覚に多少の変化が生じますが、人付き合いに掛かるものにはおおらかでいたいものです。あなたには、財布の紐が少しゆるいくらいが似合っています。あまりの倹約はイメージダウンにつながりそうです。

射手座後半生まれ=大雪生まれ
ハードワークも6月いっぱいで終了しそうです。これまでの頑張りが良き結果を生んで、小休止の期間ともなるようです。と言ってもエネルギーが枯渇していると言うわけではありません。ご自身の好きな事に浸ると言うのが、ここでの良き過ごし方となります。近未来に対する少しばかりの不安と言うものはこの時期特有なもので、単なる星の配置のせいですから、深く考える必要はありません。全体的には良き状況に移行するつなぎの期間とお考えください。

山羊座前半生まれ=冬至生まれ
30日の満月はあなたにとっては、何かが完成形を見ると言った暗示となりますので、これまでやってきた事が形になるのかもしれません。7月に入ると仕事運に高揚が始まります。あなたの持久力や忍耐力が強くなり、仕事に関しても粘りと頑張りが功を奏すようです。これがあなたの金運とうまく結びついて収入アップと言った事にもつながりそうです。ご自身で稼ぐお金の他にも、配当や相続などに縁がある時となります。これはここから数ヶ月の単位での暗示となりますので、多くのインカムが期待されます。

山羊座後半生まれ=小寒生まれ
6月いっぱいは恋愛運も最高潮、次の段階へと進む可能性も高まります。勿論、ここで始まる恋愛も良き将来性を暗示させるものとなります。対人関係も引き続き好調でありますから、目の前の人すべてに、明るく前向きに接する事が更に運を開いてゆくでしょう。7月に入ると、周囲からの助けや協力に恵まれるようです。そして、住まいなどに関しての課題に向き合って行く時が始まります。移転や不動産購入への興味も高まりそうで、それらを積極的に考えても良い時期に入ってきました。

水瓶座前半生まれ=大寒生まれ
運気が更に上昇して行く時となります。これまでも運気は高揚し右肩上がりでしたが、7月を迎えるといっそうよくなります。まずは恋愛運の急速な上昇が始まり、気持ちが急に盛り上がり、直ぐに結婚へなんて事もありそうです。しかし、ここまで運気が急上昇を迎えると、良すぎて悪いと言った事もあるかもしれません。複数人から好意を寄せられた末に複雑な関係になってしまったり、あちこちに良い顔をした結果、のっぴきならない立場になったりと、そんな可能性もありますから、モテ過ぎにはくれぐれも注意して、この好運期を享受してください。

水瓶座後半生まれ=立春生まれ
これまでくすぶっていた家庭内の問題なども7月になると霧散してゆくようです。反面、仕事での好調さもここで一旦、通常な状態に落ち着きます。これまで取り掛かった仕事を現実的に仕上げてゆく期間に入るのです。ここでは対人関係がとても良くなって、相手から色々な事を吸収できますから、目の前の人すべてに笑顔で接してゆく事が大切であります。また実際のパートナーとは気持ちが通じ合う良き期間となるでしょう。

魚座前半生まれ=雨水生まれ
7月に入ると大きく運気は高揚を始めます。まずは体調の良さを感じる事が多くなるでしょう。そのために食欲も旺盛になりますので体重の増加には要注意であります。仕事も好条件のもとに進み出すようですから、こちらも全力でまいりましょう。いっぽう家庭内、家族間では新たな課題が生まれそうです。こちらは対応に労力が必要ですが、しっかりと対処して行く事が今後の安定に貢献します。全般的には楽しい時なので、恋に仕事に充分な活躍ができる期間となるでしょう。

魚座後半生まれ=啓蟄生まれ
これまで数ヶ月の楽しかった期間が一応の幕となります。運気が落ちるというわけではありませんが、ここからは安定路線となって行きます。恋愛が安定期を迎える時期で、その事に幸せを感じられそうです。仕事運に関しては高揚を迎えていて、良き業績を残せる期間となります。経済に関しては7月中盤より堅調期に入ってきますから、これまで積み重ねてきたものを形にして行く時です。総じて順調な運気ですから、このような時に健康診断などをしておくのも良いでしょう。
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西洋と東洋の占いをくみあわせた「青山五行」の創始者である著者が、星占いをさらに前半・後半にわけた「東洋二十四節気星占い」によって、季節ごとの運勢を占います。
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