なぜENFJは“主人公”と呼ばれるのか。人を励まし、世界を変えるENFJタイプの正体権藤晴美（16タイプ株式会社代表。タイプコーチ）／すぐる画伯（吉本興業株式会社所属。イラストレーター）

ENFJ（主人公）タイプは、人を励まし、つなぎ、幸せへと導く力を持つ人。
その明るさと情熱で周囲を巻き込み、ときに社会をも動かしてきました。

『16タイプ診断でわかるあなたのトリセツ』より、本日は、豊臣秀吉、ネルソン・マンデラ、キング牧師と同じENFJを深掘りします。

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ENFJ（主人公）タイプってどんな人？

• 感情豊かで愛嬌がある
• 人を励ますこと、人と人の出会いの場を作ることが得意
• 人の求めるものやモチベーションの上げ方が直観的に分かる

数の多いグループで賑やかに楽しい会話をすることも、少人数でじっくりと深い話をすることも好きなので、どんなときでも誰かと一緒にいることを好みます。

好きな人とは本音をぶつけ合うことで深い関係性を築けると信じています。相手に喜んでもらうことを自分の喜びと感じ、常に人の幸せを願うタイプです。

一方で、自分よりも相手のために動くため、気付かないうちに疲れてしまうことも。何を言っても受け入れるタイプに見えますが、人の言動に傷つきやすい一面も持っています。

ENFJ は人との付き合い方や社会に対して、高い理想を持っています。そのため、人と社会をより良いものにするためのボランティア活動などに興味を持つ傾向もあります。

また、常に周りの目を意識していて、人に迷惑をかけることを嫌います。例えばグループで電車に乗っているときなどは「自分たちの話し声で周りの人に迷惑をかけていないか」などに注意しています。

「人のためになる」と思ったときは、すばやく行動し、周囲の人を巻き込むパワーを発揮するので、「主人公タイプ」と呼ばれます。リーダーになった経験がある人に多いタイプです。

人間関係で気を付けるといいこと

ENFJ は個人的な人間関係にとても高い理想を抱いています。その理想が高すぎて、誰にも満たすことができない場合もあるでしょう。
自分の気持ちや希望をすべて相手が理解してくれるわけではありません。限界に気付き、分かりやすいコミュニケーションを取ることで、信頼と愛で繋がった関係を長期的に築くことができます。

また、ENFJ は相手の感情を受け取ることが自然にできるため、同じことを他人にも求める傾向があります。相手から自分と同様の反応がなかったり、調和を保とうとしていない様子を見ると「私はこんなに気にかけているのに、相手は何もしてくれない」と、ストレスを感じてしまいます。自分と相手は違うということを理解し、むやみに相手に同じ対応を求めないようにしましょう。

ENFJ（主人公）タイプは他のタイプとどう関わるべき？

●ISFPの人とは？

2人とも、調和を強く求めます。あなたは相手がゆったりとした時間を過ごしている姿に惹かれるでしょう。計画を話すときは、具体的に伝えるようにしてください。話を急いだり、話題を次々に変えないように注意が必要です。相手の選択を批判したり、自分の方が正しいと思い込まないように気をつけましょう。

●ENFPの人とは？

温かく愛情深い関係を築き、精神的な繋がりを大切にする2人です。あなたはすぐに決断したがるため、相手にプレッシャーをかけてしまいがちです。辛抱強く待つようにすると、良い学びがありそうです。お互いに対立を避けがちなので、正直に話し合うことを心がけましょう。

※一部抜粋。書籍には全16タイプとの関わり方を掲載しています。

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