「落ち着きがない」なんて言わせない！ENTP（討論者）タイプの未来を切り拓く力権藤晴美（16タイプ株式会社代表。タイプコーチ）／すぐる画伯（吉本興業株式会社所属。イラストレーター）

明るくユーモアがあり、好奇心の赴くままに新しいアイデアを次々と生み出す──。
時に「おしゃべり」「落ち着きがない」と言われがちなENTP（討論者）タイプですが、失敗すら糧に変えて未来を切り拓いていく力はまさに革命的！

『16タイプ診断でわかるあなたのトリセツ』より、本日は、レオナルド・ダ・ヴィンチ、平賀源内、トーマス・エジソンと同じENTPを深掘りします。

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ENTP（討論者）タイプってどんな人？

• 明るくユーモアがあり、コミュニケーション能力が高い
• 好奇心旺盛で自主性が高く、独立心がある
• 新しいアイデアを思いつくとすぐに行動する

エネルギーに満ち溢れ、頭の回転が速く、多才でアイデアも豊富。自分が気になったことや興味を持ったことにとことんのめり込む性格です。

物事の大事なポイントをすばやく理解する能力を持っている優秀な人でもあります。また、ENTP は問題について意見を交わすことが好きなので、「討論者タイプ」と呼ばれます。

自信家で自由を好むことも特徴の1つです。新しいアイデアにワクワクし、可能性を感じると実現するためにすばやく行動する傾向があります。結果的にうまくいかなくても気にせず、「失敗は成功のもと」と前向きに捉えることができます。時代を作る可能性のある、革命的なアイデアや考えを後世に残せる人です。

一方で、アイデアが豊富なあまり、目の前のことが終わっていないのに次々と新しいことに手を出したくなる傾向も。注意力が長続きしないことも特徴です。子どもの頃から頭の回転が速いので、これまでに何度か「早口」と注意された経験がある人も多いでしょう。

人間関係で気を付けるといいこと

自分だけが満足するような内容や話し方をするより、相手にも分かるように話すことを意識すると、良い関係を築いていくことができます。

一方的に話すより、“会話のキャッチボール” を意識するようにしましょう。ENTP は自分の弱さや限界を受け入れる必要があります。
「自分は気にしない」「何でも話せる」「自分はあらゆることをオープンに話せる」が口癖で、相手や場を明るくするための努力をする人ですが、実際はとても繊細です。自分自身の不安定な感情をコントロールする難しさを理解しているため、長期的な関係を維持する能力に自信がありません。

自分を受け入れてもらうことへの深い欲求に気付くことで、人間関係を改善することができます。この自覚を持つことができない場合、常に人から人へ、グループからグループへと渡り歩き、誰とも深く関わることなく、常に誤解されていると感じながら、自分自身や周りの人たちに「自分は気にしていない」と言い聞かせ続けることになります。

ENTP が輝くためには、ENTP の豊富なアイデアをサポートし、最後まで付き合ってくれ、さらに、細かい仕事をこなせる人が近くにいることが重要です。

ENTP（討論者）は他のタイプとどう関わるべき？

●ESFJの人とは？

明るく友だちが多い2人です。相手はあなたとの関係をとても大切にしています。新しい人とはしゃぐ傾向があるので、相手を不安にさせることもあるので気を付けましょう。大事な日や記念のイベントを一緒に祝うことをおすすめします。相手が大切にしているスケジュールやルールを尊重することで、より良い関係を築くことができるでしょう。

●ISFJの人とは？

あなたは相手の落ち着きや誠実さに安心感を覚えるでしょう。一方、あなたは相手に冒険やワクワクを与えられる存在です。相手はあなたの新しい考えに現実的な視点を加えてくれるので、2人は良いバランスだと言えます。時間を守り、大切な記念日やイベントを一緒に祝いましょう。相手は気持ちをため込みすぎて爆発する傾向があるので気を付けてください。

※一部抜粋。書籍には全16タイプとの関わり方を掲載しています。

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