
先日、駒場の東大の施設でドローンシンポジウムがあると友人に教えていただき、行ってみました。ドローンの操縦法のデモを見られるイベントなのかと思ったら、災害時のドローン活用について東大の関係者の方々がまじめに語り合う会でした。
この日、昼下がりに駒場東大前駅を降りたら、意外と駅から距離があり……明らかに体温より高くて命の危険すら感じる暑さでした。途中、修道院の建物があり、駆け込みたくなりました(あとで修道院を撮った写真を見たら緑の光が写りこんでいました)。 シンポジウムの会場は東京大学生産技術研究所のホール。この場所ははじめて訪れたのですが、工学を中心とした研究所だそうです。「東京大学 駒場リサーチキャンバス」「生産技術研究所」「先端科学技術研究センター」など、素人にはわからないながら、すごいことをやっていそうな名称の施設です。
また、この駒場のキャンパス内に入ると、さきほどまでの酷暑がやわらいだ感じがしました。東大の関係者の方々の脳を冷やすような結界が張られていそうです。
ホールのエレベーター内の貼り紙の内容もすごかったです。「非鉄金属資源循環工学寄付研究部門 (JX 金属寄付ユニット) 主催 非鉄冶金の重要性と将来性に関するシンポジウム」「レアメタルの環境調和型リサイクル技術の開発研究会」など、さまざまな金属や資源に関するガチな会が開催されているようです。
伺ったドローンシンポジウムもディープでした。被害や洪水など、災害時にドローンを活用する事例や課題についての説明や意見の交換がありました。急いで現場に行くと火事場泥棒だと思われかねないなど、苦労も多いです。わかりやすい許可証が必要だとのこと。電波や通信環境の脆弱さ、地形変化により地図情報が不正確、安全な飛行ルートの確保が困難、バッテリー・機体数が不足など、課題も多いようでした。ドローンというとドローンショーみたいなものを想像してしまいますが、すでにこんなに災害時に活躍していたとは不勉強でほとんど知らなかったです。
また、ドローンが飛ぶのは空だけでなく、天井や下水道の中を探索することも多いようです。狭いところをぶつからないように飛ぶので、かなりのスキルが必要そうですが、天井が落下する事故が起きないように確認したり、ダクトや配管などに亀裂がないかなどを調べたり、ドローンで見えないリスクを可視化しているそうです。
これからもドローンの需要はますます高まっていくことでしょう。ドローン関係の会社の株がかなり上がった話も出て、つい反応してしまいました。半導体株よりこっちだったかもしれません……。ホールはかなり涼しくて脳が冷やされました。
地球のドローンがこんなに進化しているので、高度な宇宙人のドローンはもっとすごい技術なのだと想像します。今日も歩いていて、目の前で虫が消えたのですが、もしかして虫型ドローンかワープしたのかも? と思いました。暑さによる幻覚という説も浮上しています。

パワースポットです。
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次元上昇日記

「次元上昇」とは? それは「アセンション」のこと。では、「アセンション」とは何か……。いろいろな意味があるので、ネットを検索してみて下さい。しかし、辛酸なめ子さんにとって、それは日々、功徳を積んで善行マイレージを貯め、それがある閾値に達すると得られる高い次元のこと。この連載は、その善行マイレージを貯め次元上昇をめざす一人の女性の抱腹絶倒、試行錯誤の記録です。
この連載が電子書籍になりました!『次元上昇日記 ベストセレクション50』
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