Amazon、楽天ブックスで品切れとなるなど、SNS上で話題を集めている新刊『東京で得た知見』。
本連載では、一部を抜粋してお届けしています。
誰かを許せずにいる“自分”に、そっと寄り添ってくれる妹尾ユウカさんの言葉を、ぜひご一読ください。
* * *
他人から嫉妬されないためにはどうするべきですか?
バカみたいなことを言いますが、圧倒的な存在になるしかありません。
人は、自分と同格と感じられる人間が成功したり、良い思いをすることに対して、最も嫉妬します。芸能人よりも人気インフルエンサーの方が何かと叩かれたり、嫉妬されがちなのはそのせいです。実際のところ、インフルエンサーとアンチが同格なわけではありませんが、身近に感じられる存在ほど、お金を稼いだり、モテたりすると嫉妬の対象になりやすいのです。
一方で、大谷翔平選手や藤井聡太棋士のような「圧倒的な存在」は、嫉妬の対象になりにくいと思います。彼らはあまりにも規格外すぎて、比較の対象にならないからです。つまり、くだらない嫉妬を避けるためには、「こいつは自分と同じ凡人なのに」と思わせないことが重要です。圧倒的な存在となり、比較対象から除外されるようになるしかないのです。
謝っているから許したいけど、どうしても許せない人がいます。

相手のために許そうとするから、許せないのかもしれません。これ以上、自分の大切な時間がその人への憎しみに蝕まれないように、「自分のために」許してみるのはどうでしょうか?
「死にたい」と思うことは悪いことですか?
悪いことかは分からないです。でも、「生きたい」よりは良いような気がしています。
「明日も生きること」を切望するしかない状況よりは、自分の生死を好きに願い、選べる立場にあるだけでも、幸せだったりするのかなと思います。
* * *
このたび『東京で得た知見』の発売記念イベントin東京の開催が決定いたしました!
2025年11月29日(土)
14:00~ 第一部(13:30開場/お子様 同伴可)
18:00~ 第二部(17:30開場)【完売】
詳細はこちらから。
東京でのファンミーティングは今回が初開催! みなさまのご参加を心よりお待ちしています。
東京で得た知見の記事をもっと読む
東京で得た知見

20代女性を中心に圧倒的な支持を集めるコラムニスト・妹尾ユウカ。
これまでに寄せられた数百通の相談に、真摯に、時にユーモアを交えて答えてきた人気コンテンツ『質問回答』が、待望の書籍化!
生きづらさ、孤独、仕事、恋愛――
悩みながらも日々を懸命に生きる20~30代女性たちへ、厳選した194本の回答を収録。本連載では、一部を抜粋してお届けします。
- バックナンバー
-
- 「おじさんが過去の自慢話でアピールしてく...
- 「彼氏と長い間レスです。どうすればいいで...
- 新米編集者が憧れだった妹尾ユウカと仕事を...
- 「別れたら“プレゼント全部返して”と言わ...
- 「彼氏に大事にされていない気がします。」...
- 「ブサイクな男やオジから”ブス”と言われ...
- 「男性に尽くし続けることで粘り勝ちってあ...
- 「どうしても許せない人がいます。」A.大...
- 「いつもセフレ止まりで終わるのはなぜ?」...
- 「メンヘラ女が精神を安定させるために必要...
- 「結婚にときめきは必須ですか?」A.結婚...
- 「何かに依存せず自立して生きていく方法は...
- 「自己啓発本を読んでいる男は地雷ですか?...
- 「顔面にコンプレックスが多くて死にそうで...











