ラッパー、作詞家として活躍するGASHIMAさんによる、初のエッセイ連載『先生、俺またバグってます。』。
第2回となる今回のテーマは、「俺がラッパーになった日」――。
言葉が通じなかった異国の地で、突然始まったサイファー。
たった一度の「嘘のラップ」が、GASHIMAさんの人生を変えることになるとは。
その瞬間から始まった物語を、今、あらためて言葉にしてくださいました。
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先生、俺またバグってます。

3人組シンガーソングライター・グループ WHITE JAMのラッパーとして活躍するGASHIMA。
そんな彼はある日、「双極性障害」であると診断される。
思い返してみれば、昔から自分はちょっとバグってた。
日本とアメリカで経験した過去、生い立ちと音楽、メンタルヘルスの狭間で感じた「生きづらさ」をパーソナルかつリアルに綴るセルフドキュメンタリー連載。
目まぐるしく変わる環境に対するやり場のない怒り。
振り返ってみれば「若気の至り」だと思っていた破壊的衝動。
あれも、これも、もしかしたら躁状態だったのかも?
“ただの勢い”の裏にはちゃんと病理があった。
そう思えると、あの時の俺も少しだけ愛せるようになった。










