
イルカの絵などが印象的な小橋陽介さんの展示が、両国のギャラリーモモと表参道のユトレヒトで開催されていることを思い出し、最終週に行ってきました。
ギャラリーモモではイルカ以外に犬の絵も充実していました。AIではない、人間の心がこもった絵の具の筆のタッチに安心します。
そして数日後ユトレヒトの展示も行けるタイミングがありました。書店とギャラリーが合体したアーティスティックなスペースで、久しぶりに伺うのを楽しみにしていました。
でも場所が複雑で、表参道と原宿の間なのですが、地図を見ても道が途中で途切れたり袋小路になっていたりで方向音痴なのでなかなかたどり着けません。マンションの敷地に迷い込んだり、道が途中で途切れて大回りしたりで、なんとか到着したときは達成感がありました。

ときの道で撮影。
こちらで展示されている作品はフレームのセレクションも絶妙でした。涼しいイルカの絵を見たら汗が引いていきました。

癒されそうです。
表参道駅に出るのもまた迷って、でもおかげで知らなかったオーガニックスーパーやスープの店に出会えました。人生もそうかもしれませんが、迷ったときに、何かを見いだせたら、それは必然だったのだと思います。
そのあと、1回お参りすると4万6000回お参りしたことになるという、浅草寺のほおずき市へ。時間が遅かったのでほおずき売り場がもう店じまいしているところのありました。
でも無事に雷除けのお守りを買えました。ただ雷門についたあたりから、雷神が呼んだのか雷鳴りだして、境内に着いたら激しい雷鳴が轟いていました。雷除けの利益の半分くらい使ってしまったかもしれません。
結局バラで売っているほおずきが売り切れで今年は買えませんでした。でもAIに聞いたら、縁起がいい説と悪い説が入り乱れているようで……。魔除けになって無病息災のご加護があるという反面、ある地域では「ほおずきは病人の唸り声を聞きたがる」という怖い言い伝えが。買えなかったのが心残りでしたが、今年は縁がなかったと納得できました。
そのあとも都内が大雨で、目黒川が危険水域になったというニュースを見て心配していましたが、氾濫しなくてよかったです。
短歌失礼いたします。
あふれそうであふれないのが目黒川 クールさ保つ都会のプライド
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次元上昇日記

「次元上昇」とは? それは「アセンション」のこと。では、「アセンション」とは何か……。いろいろな意味があるので、ネットを検索してみて下さい。しかし、辛酸なめ子さんにとって、それは日々、功徳を積んで善行マイレージを貯め、それがある閾値に達すると得られる高い次元のこと。この連載は、その善行マイレージを貯め次元上昇をめざす一人の女性の抱腹絶倒、試行錯誤の記録です。
この連載が電子書籍になりました!『次元上昇日記 ベストセレクション50』
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