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1年で潰れると言われた野球部が北国のビニールハウスから甲子園に行った話

2025.07.04 公開 ポスト

「野球に力を入れるつもりなら、あなたのような無名な人を監督に呼ばない」で始まった野球部原田一範(弘前学院聖愛高等学校 野球部監督)

7月9日(水)に1年で潰れると言われた野球部が北国のビニールハウスから甲子園に行った話が発売となります。

著者は、弘前学院聖愛高等学校 野球部監督 原田一範氏。

キングコングの西野さんも泣いています!

聖愛高校はもともと女子高だったのですが、2000年、共学に移行するタイミングで硬式野球部を作ることに。

そこで呼ばれたのが、「学歴も、人脈もない」、無名の監督・原田一範さん

一番最初に、校長からは

「野球に力を入れるつもりなら、あなたのような無名な人を監督に呼ばない」

と言われ、

ようやく集めた部員からは

「キャッチボールも、生まれて初めてです」

と言われたという、たいへんなスタートでした。

しかも、1年の4分の1は雪に閉ざされる青森では、冬季の練習は難しい。そこで、近所の農家の協力で、グラウンドにビニールハウスを建て、その中で練習。

(写真:干田哲平)

しかし、それでもめきめきと力をつけ、これまでに2度、甲子園出場を果たしています。

1度目は2013年、2度目は2021年。光星や青森山田といった強豪校もある青森で、文字通りの快挙です。

いったい、ゼロから、どうやってチームは育ち、強くなったのか――?

 

野球部の創部からずっと見守り、選手とともに足掻き、時に選手よりも傷つき、引っ張ってきたのが、原田一範監督。

原田監督が、「甲子園」を目指して、この25年間、どんな「思考」「検証」「挑戦」を繰り返して来たか――。

いかにして、「1人1人が考えるチーム」を作り上げてきたか――。

 

それを1冊にまとめたのが本書です。

圧倒的感動のノンフィクションであり、チーム作りのためのビジネス書としても役立つはず。

タイトルが非常に長いが、ぜひ「#ビニールハウスから甲子園」を掲げて、応援してください!

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1年で潰れると言われた野球部が北国のビニールハウスから甲子園に行った話

校長からは「野球に力を入れるつもりなら、あなたのような無名な人を監督に呼ばない」と言われ、ようやく集めた部員からは、「キャッチボールも、生まれて初めてです」と言われた。
それが、このチームの始まりだ……。
1年の3分の1は雪に閉ざされるため、近所の農家の協力でグラウンドにビニールハウスを建て、冬はその中で練習。
それでも、気持ちは「絶対甲子園に行く!」

しかし、こんなチームでどうやって?

学歴も人脈もナシ! 無名の監督の、思考と検証と挑戦の記録!

弘前学院聖愛高等学校野球部は、優れたスポーツマンシップを発揮した個人・団体を表彰する「日本スポーツマンシップ大賞2025」の「ヤングジェネレーション賞」を受賞している。

 

 

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原田一範 弘前学院聖愛高等学校 野球部監督

1977年青森県北津軽郡生まれ。弘前工業高校野球部出身。介護専門学校卒業後、介護職に従事。96年に母校・弘前工のコーチに就任。20014月に、弘前学院聖愛高校野球部の創部と共に監督に就任し、現在まで25年間監督を務める。コーチ職、監督職の傍ら、日本大学通信教育部で学び、卒業。聖愛野球部は、これまで、夏に2度、甲子園に出場。常に革新的な取り組みを行い、各地の指導者から一目置かれる人物。

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