
7月9日(水)に『1年で潰れると言われた野球部が北国のビニールハウスから甲子園に行った話』が発売となります。
著者は、弘前学院聖愛高等学校 野球部監督 原田一範氏。

聖愛高校はもともと女子高だったのですが、2000年、共学に移行するタイミングで硬式野球部を作ることに。
そこで呼ばれたのが、「学歴も、人脈もない」、無名の監督・原田一範さん。
一番最初に、校長からは
「野球に力を入れるつもりなら、あなたのような無名な人を監督に呼ばない」
と言われ、
ようやく集めた部員からは
「キャッチボールも、生まれて初めてです」
と言われたという、たいへんなスタートでした。
しかも、1年の4分の1は雪に閉ざされる青森では、冬季の練習は難しい。そこで、近所の農家の協力で、グラウンドにビニールハウスを建て、その中で練習。

しかし、それでもめきめきと力をつけ、これまでに2度、甲子園出場を果たしています。
1度目は2013年、2度目は2021年。光星や青森山田といった強豪校もある青森で、文字通りの快挙です。
いったい、ゼロから、どうやってチームは育ち、強くなったのか――?
野球部の創部からずっと見守り、選手とともに足掻き、時に選手よりも傷つき、引っ張ってきたのが、原田一範監督。
原田監督が、「甲子園」を目指して、この25年間、どんな「思考」と「検証」と「挑戦」を繰り返して来たか――。
いかにして、「1人1人が考えるチーム」を作り上げてきたか――。
それを1冊にまとめたのが本書です。
圧倒的感動のノンフィクションであり、チーム作りのためのビジネス書としても役立つはず。
タイトルが非常に長いが、ぜひ「#ビニールハウスから甲子園」を掲げて、応援してください!
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1年で潰れると言われた野球部が北国のビニールハウスから甲子園に行った話

校長からは「野球に力を入れるつもりなら、あなたのような無名な人を監督に呼ばない」と言われ、ようやく集めた部員からは、「キャッチボールも、生まれて初めてです」と言われた。
それが、このチームの始まりだ……。
1年の3分の1は雪に閉ざされるため、近所の農家の協力でグラウンドにビニールハウスを建て、冬はその中で練習。
それでも、気持ちは「絶対甲子園に行く!」
しかし、こんなチームでどうやって?
学歴も人脈もナシ! 無名の監督の、思考と検証と挑戦の記録!
弘前学院聖愛高等学校野球部は、優れたスポーツマンシップを発揮した個人・団体を表彰する「日本スポーツマンシップ大賞2025」の「ヤングジェネレーション賞」を受賞している。